自分の人生を変えてくれる映画には、もう出会いましたか?
「映画が人生を変えてくれる?そんなことってあるの?それならもう私の人生変わってるよ!」そんな映画好きな人もいるかもしれません。
映画を見て、感動することや恐怖や不安を感じること、エキサイティングや爽快感を感じること、うっとりドキドキすることなど、ジャンルによって違いますが、どのジャンルでも優秀作品があり、それを見るだけで自分の考え方や感じ方が変わるほど大きなものもあるかもしれません。
人生にそっくりな映画
映画を見ていると「これ自分にそっくりだ!」という映画もあるかもしれません。たんたんとして何のドラマもない映画は売れませんが、ドラマあり涙ありの映画はよく売れます。なので、それだけ情熱的な人生を生きている人が当てはまりやすいと思いますが、なぜそっくりな映画が生まれるのでしょうか?
それは、それだけ情熱的で自分の人生を追求している人生に憧れる人が多いからでしょう。映画は疑似体験をさせてくれるものです。なぜ、スポーツ観戦やライブ観戦などはあれだけの人が集まるかというと、中心にたっている人と同じような気持ちを感じさせてくれることを期待しているからです。
そういうことから考えると、映画も中心的に生きている人をモデルにすることで、より多くの人を惹きつけることになります。もちろん、人間ではなく宇宙人や怪物などがメインの映画もありますが、そのどれもがドラマや涙、笑いや大きな波などがあります。
宇宙人が宇宙人しか分からない遊びをして宇宙人しか泣けない映画を作ったとしても売れないように、どんな映画でも人間が作ったものであれば、見る人の心を動かします。その中でも、どんな人にも共通する人生そっくりな映画もあります。
そして、これが世界的に大ヒットする映画の流れと定番といえるものです。どんな人でもずっと幸せで楽しく生きている人はいないでしょう。どこかで悲しいこと、楽しいこと、幸せだったこと、不幸だったこと、辛いこと、わくわくしたことなど、人それぞれタイミングは違いますが、経験していると思います。
映画もそのように作られていて、それもどこでどうすれば人は感動するかといったことまで緻密に計画されています。そういったものを見ると嫌でも気持ちが動くので、自分の考え方や感じ方が変わらざるをえません。
なぜ、映画は人生を変えてくれるのか?
人間にとって人生が変わるというのは、結果ばかりとらわれがちですが、そうではないといえます。自分が欲しいバッグを手に入れるという結果を達成したとしても、人生が変わったといえるでしょうか?それがバッグではなく家や車といった大きなものでも、それを手にしたあとは、期待感と満足感は薄れていくでしょう。
それでは人生が変わったとは言いにくいのではないでしょうか。人間にとって人生が変わるというのは、自分の感じ方や考え方、行動の仕方が変わることをいいます。
そして、それは物によって変わることよりも映画や本、漫画などを見て感情がどれだけ動いたかによって変わります。
たとえば、今まで動物をいじめても何とも思っていなかった人でも、動物をいじめることがどれだけ可哀想なことなのか、ということを映画で知ることが出来れば、それから動物をいじめなくなり、その後の人生につながっていくことになります。
たとえば、スポーツでいつも緊張して本領が発揮できない人が、情熱的にスポーツをしている人の映画を見ることで、そんな自分が小さく感じ、緊張する自分を手放すことが出来るかもしれません。
こうした経験をした人も多いのではないでしょうか。漫画や本なども影響がありますが、映画は大きな画面で壮大なスケールで影響されるので、その影響力は大きいといえます。
理想の人生とは?
とはいっても、映画が自分に大きな影響がある分、マイナスな影響も入ってくる場合があります。ショッキングなホラーやドラマなどの映画を見て、感情が動いてしまうとその分、そういった状況になるとそのシーンを思い出すということがあるでしょう。
そのため、映画は自分で選ばないといけませんが、理想の人生とは何なのかということが分からない人もいるかもしれません。人生を変えてくれる映画を見たとしても、理想の人生が何かわからなかったら変えようがないと思うでしょう。
ですが、それも映画から学べます。理想の人生が分からない人は、理想の人生を探してさまよって、その末に見つけた人の映画を見たり、人生を追求している人の映画を見ればいいでしょう。
そうした人が多いためか、人生の素晴らしさや他の人と幸せに過ごすことの大切さをストーリーにした映画は、高い人気を誇ります。
膨大な製作費用と豪華なスタッフ陣からなされる、1人では決して作ることが出来ない素晴らしいストーリーを見せてくれる映画は、それだけの情熱が込められているからこそ、人生を変えるほどのパワーがあるのかもしれませんね。