”自由”とはなんだろう？男と女の本音を一挙大告白！

結婚した友人がよく言う。「結婚して自由な時間が無くなった」と。一人寂しく過ごす時間はないが、一人で”自由”に過ごす時間は無いのだという。

ふと考えてみる。”自由”とはいったいなんなのだろうか。一言で自由と言ってしまえば、”誰にも邪魔されず、自分の好きなことができる時間”な気がするが、実際男女間での自由の差はあるのだろうか。

女性にとっての自由とは、男の思う自由と少し違う。やらなきゃいけないこと（仕事や家事など）をやったうえで、得る自分の趣味の時間やショッピング、友人との時間だという。

やるべきことをしないで自分のしたいことをするのでも充分自由な時間だと思うのだが、女心はそうではないらしい。自由とは、義務を果たして得る権利となるもの。

やるべきことをやらないくせ、自分のしたい時間を過ごそうとするなんて言語道断…まさにここが夫婦になったばかりの男女がぶつかるポイントでもある。

男性にとっての自由とは、やりたいことをやることだ。女性と違い、別になにかをして得る対価が”自由”だなんて意識は全くもっていない。

なので、こんなことがよく起こる。結婚したての男女が久々の休みだとする。女性は「今日はどこに連れて行ってもらえるのかな、久々の夫婦で自由な時間だもの」そう思っている。

が、残念ながら男性からしてみれば、嫁と一緒に行動すること自体が”自由”とはかけ離れているのだ。「友達と釣りに行ってくる。」これで立派な夫婦喧嘩の始まり…なのである。

女性は”男性は休みの日くらい、家族サービスしてもらいたい”と思っている。そしてそこに自分の”自由”な時間を費やすことを惜しまない。しかし男性はそうはいかないのである。

男性は”休みの日くらい、自分の好きにさせてくれよ”と思っているのだから。休みの日の貴重な”自由”な時間を家族相手に費やすことはとても惜しいのだ。

男と女は似て非なる生き物。”自由”ひとつとっても全くといっていいほど感覚も内容も違う。そこが面白みでもあるが、そこで取り返しのつかないすれ違いもする。

男性の”自由”とは、誰にも何にも強制されることのない”絶対的な自由”なのである。ここを世の女性には広くわかってもらいたいところであるが、なかなかそうもいかない現実がある。

家族になるには、ひとりよがりではいられない。意見の食い違うときには、悔しくても納得がいかなくてもお互いがお互いのために少しずつ譲らなければいけない時もある。

男の”自由”を最優先したいのなら、一人でいることをおすすめしたい。一人が寂しくなったときにでも、自由を捨てることを検討してみてほしい。自由は惜しいが、家庭は温かいものだから。