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信頼されるコーチの特徴:一貫性のあるコーチとないコーチの違い

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何かのスポーツを誰かから学び、サポートしてもらうなら信頼出来る人のほうがいいですね。信頼しあえる関係を築ける人なら安心でき、より自信を持って先に進むことができるというのは、会社の上司と部下の関係でも同じことがいえます。

信頼されないコーチの特徴

信頼されるかどうかは、コーチにどれだけスキルや経験があるかということとはあまり関係がない場合もあります。スポーツでも選手のほうがコーチより上手いケースはプロの世界でもありますが、だからといってコーチをつけないというわけではありません。

もちろんレベルや段階などに合わせてスキルや経験があるコーチを頼むところが多いと思いますが、スキルや経験があっても信頼出来ないコーチと、スキルや経験は選手に比べて少なくても信頼出来るコーチとでは、どちらに頼みたいと思うでしょうか

第一印象で「なんだか信頼出来ないな」と思う人もいるかもしれませんが、付き合っていくうちに信頼出来るかどうかということが分かってくるでしょう。信頼出来ない人にはどんな特徴があるのかは、何となく分かるところもあります。

例えば頼りにしたいところで頼りにならない人もそうかもしれません。どうしたらいいか分からない場面で、たとえコーチも分からなくても考えたり、自分が何とかサポートするという姿勢ならまだしも、分からないから見ないふりをして選手に丸投げするコーチはやはり信頼されにくいでしょう。

また、良いことを言っておきながら別の私的な目的があったり、選手のためと言っておきながら自分のために動いている人も、たとえそれが見えなかったとしてもその人の感じ方や考え方、行動の仕方は薄々周りに伝わるものなので「何かこの人は信頼出来ないな」と思われるかもしれません。

そして、言っていることとやっていることが違う人や、何かを教えている人が教えている内容をそもそもやっていなかったり、「さっきあんなことを言っていたのに」と思われるような行動をする人は、一貫性がないとみられて信頼されないでしょう。

人に怒りをぶつけるものじゃないと言っておきながら、選手に怒りをぶつけている人は信頼されにくいのではないでしょうか。

信頼されるコーチの特徴

感情的に安定していない人は信頼されにくいようです。信頼されたとしても一部の人で、それも味方のような人が増えれば増えるほど敵のような人も増えて、なぜそうなるかといえば、自分が味方と敵が見えるような気持ちの在り方でいるのが特徴です。

キザでクール、でもやることは一流の人には、そのかっこよさに熱狂的なファンが出来るかもしれませんが、それをしている時に自慢さや自己重要感、優越感を感じようとしているなら味方に見える人もいれば敵、応援してくれない人も目につくかもしれません。

これは無価値感や競争心といった気持ちが行動の元になっている時などに起こることで、そうした自分の感情と向き合って、自分がこれをしたいというリラックスしていながら静かにわくわくしている状態から行動することが出来ると、敵味方という見方よりも自分が夢中になって楽しいことに一緒に楽しんでくれる人が増えるといった感覚になると思います。

こうして気持ちのバランスが偏らないように調整している人は、気持ちの偏りによって出来る一貫性が崩れたり、何らかの場面によってリラックスしている自分でいられなくなることが多いと、その気持ちの変化が周りにも伝わるようです。

在り方が説得力になる

信頼される人の特徴の1つは説得力があることで、自分がサポート出来ること、ビジョンを実現出来る理由などをしっかり伝えられる人は信頼されます。ですが、これはいくら上手く話す方法を学んでも言葉は思考、感情が元になっているので、自信を感じながら、もしくは怖れを感じながら同じことを話しても伝わり方は変わるでしょう。

そういう意味ではどう話すかも大切ですが、それを話す人の在り方が大切で、どう在るかによってはあまり話さなくても信頼される人、説得しようととにかく話しても信頼されない人がいるのはそのためではないでしょうか。

何かよく分からないけどこの人は信頼出来るという人なのか、何年も付き合いがあるけどこの人は信頼出来ないという人、そういう人は周りにいるかもしれませんが、その違いは「何をするか」よりも「どう在るか」という考え方の違いではないでしょうか。

そしてこれはコーチだけでなく、家族や恋人、友達、仕事など人間関係が発生するあらゆる場面でもいえることです。

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