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取れかけたボタンはだらしない!男でもできるボタン付けの基本

率直に聞きます。あなたはシャツのボタン付けをちゃんと自分でできますか?できる、と自信を持って言えますか?できると答えた方、今自宅にボタン付けに必要な道具はありますか?奥様が、彼女が、お母さんが対応できない時もあるかもしれません。

ボタンが取れかかった中途半端な状態で着用しているのは、社会人としてとてもだらしない姿です。男性でもボタン付けぐらいはパパッと自分でできるようにしておいた方が無難です。まずは針・糸・ボタン・シャツを用意して、一つだけでもボタン付けの練習をしてみましょう。

(画像1)
まず針に糸を通し、糸の端と端を結んで輪にし、糸が二重になるようにします。そしてシャツ(写真ではタオルの端を使用)の実際にボタンを付ける部分の表側から裏側に一旦針を通し、そのすぐそばを今度は裏側から表側に針を通し、そのままボタン穴の一つを通します。

(画像2)
続いて左手の親指と人差し指でボタンを固定して隣のボタン穴(4つ穴の時は他のボタンを確認し、十字に縫いつけてある場合は対角線の穴、二本線の場合は隣の穴)に針を刺し、そのままシャツの裏側へ糸を通します。

この時、他のボタンの向きと縫い付けるボタンの向きが揃うようにし、シャツに対し糸がやや緩みのあるくらいで、最初に糸を通した部分に近い所を刺します。

ここで緩みを持たせないと、ボタンを掛ける方のシャツが入る隙間がなくなり、着用できなくなります。それを3~5回程繰り返し、四つ穴の場合はそれからもう一方の穴にも同じように繰り返します。

(画像3)
縫い目を裏から見ると、このような感じになります。縫い目はなるべく1か所に集めた方が綺麗です。

(画像4)
そしてシャツの裏からボタンの裏に針を出し、ボタンの下の緩みの部分に2回程強く巻きつけます。この作業をすることで更にボタンを掛けやすくなり、強度が増します。

(画像5)
またもう一度同じ部分に糸を緩く巻いて輪を作り、今度はそこに針を一度通して引っ張ります。それを2回繰り返します。これは玉どめの代わりのようなもので、これをしておけば糸はほどけません。

(画像6)
最後にボタンの付け根の糸の塊の部分の真ん中に針を刺し、そのまま引っ張ってギリギリのところで糸を切ります。こうすれば留めた部分が見えることもありません。

(画像7)
以上で完成です。最初は少し戸惑うこともあるかもしれませんが、結構簡単です。頭では一旦覚えてもすぐ忘れてしまうので、時間のある時に実際に一度トライしてみて下さい。またこれを読んで、自宅に針と糸がないことに気づいた人は、とりあえずそれだけでも備えておくようにしましょう!

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