今からでも遅くない初心者の為のコーヒー講座
ー今更、人に聞きにくいコーヒーについてー
朝の気持ち良いスタートを切るのに珈琲は欠かせません。珈琲の違いがわかる男ってかっこいいですよね。
普段から慣れ親しんでいる飲み物ですが、意外とコーヒー自体のことを理解している方は少ないのではないでしょうか。
コーヒーについてもう少し掘り下げ豆知識を増やして他の人と差をつけちゃいましょう。ちょっとした話題づくりに役立ててみてください。
ーコーヒーの歴史について考えてみるー
その歴史は古く、いつ頃から人々の間で利用されてきたかは定かではありません。焙煎した豆から抽出した液体を飲料として飲まれるようになったのは、13世紀以降だと言われています。
最初は一部の人々が宗教的な秘薬として用いてきましたが、焙煎されて次第に一般庶民に広がり、中東からエジプトに伝わりヨーロッパに入ってくるのは16世紀、日本に入ってくるのは18世紀末、オランダ人によって持ち込まれます。
あの紅茶で有名なイギリスも18世紀半ばに紅茶が普及するまでは、コーヒーハウスが社交の場所として盛んだったようです。
日本でもコーヒーに含まれるビタミンの効用から薬としての効果を期待され、江戸時代に幕府から兵士たちに薬用として用意したという記録も残っているそうです。生活や文化の違う国々なのに世界中で愛されている飲み物って他に類を見ませんよね。
ーコーヒーとは一体なんなのかー
ご存知の通りコーヒーはコーヒーノキという木になった実から採れる果実の種の部分を使用しています。
赤道を中心としたおよそ70ヶ国語の国で生産され(これをコーヒーベルトと言います)コーヒー農園で栽培し果実を収穫します。農園で生豆(生の豆)を取り出し選別され輸出されます。生豆の状態で輸出され、焙煎は消費される国で行われます。
生産されている品種は200種類以上あり主に生産地で分けられます。代表的なコーヒーに挙げられるのは、
- ブルーマウンテン(ジャマイカ)
- コナ(ハワイ)
- キリマンジャロ(タンザニア)
- モカ(エチオピア)
などがあり、生産国によって味や香りに特徴があり好みが別れます。他の生産国としてはインドネシア・パプアニューギニア・キューバ・エルサルバドル・インド・ベトナムなどがあります。
同じ品種でも、育てる国の土譲や技術によって味や風味が異なるのは面白いですよね。一般的にレギュラーコーヒーと呼ばれるものはアラビカ種(世界で作られているうちの7?8割はこの品種)、ロブスタ種などの雑種です。
ー初心者の為のコーヒーの入れ方や選び方ー
自宅で気軽に美味しいコーヒーを飲みたいですよね。一口にコーヒーと言ってもインスタントコーヒーや、焙煎豆をろ過するドリップやサイフォン、エスプレッソマシン、コーヒープレスなど実に様々です。
勿論味に違いは出ますし、いれる人の技術も大きく影響してきます。初心者には敷居の高いところです。
ではどうしたらいいかと言いますと、まずは自分の好きなコーヒー店を探しましょう。個人店の店主さんなら訪ねれば相談に乗ってくれるはずですし、チェーン店などはお店でコーヒーの入れ方を書いたfree paperを配っていますから、それを参考にするのもいいでしょう。
それと自分が持ち合わせているコーヒーを入れる器具を考えお店の方に相談される方が良いと思われます。初心者には向かない器具もあるようです。それも含めて話しをすればよりプロの味に近づけるのではないでしょうか。
コーヒーはやはり風味が命ですので、必要な量を必要なだけ買って、その都度豆を挽く方が良いようです。
いかがだったでしょうか? 時間が作れたら美味しいコーヒーに出会うために出かけましょう。