ビール腹が引っ込まない!?ジムに通っているのに痩せない原因とは
体に良くないとは分かっていてもビールは美味しいですし、おつまみは脂っぽいものこそ最高ですよね。飲んだあとのラーメンを止められないという方もいるでしょう。
そうこうしている内にお腹まわりは関取クラス。焦って運動を始めたは良いものの、思っているよりも全然ビール腹が引っ込まない。筋肉痛や全身の倦怠感と闘いつつ、一向に引っ込まないお腹を撫でている男性も多いのではないでしょうか。
一人もくもくと自分なりのトレーニングをしているならいざ知らず、スポーツジムに通っているのに痩せないのであれば必ずそこには原因があります。スマートで引き締まった体型を取り戻すためにも、ビール腹が引っ込まない理由をご紹介させていただきたいと思います。
食べる量とメニューは適切ですか?
ただ健康になりたいから、と運動をする場合は、栄養バランスだの運動強度だの効率だのと言ったことを気にする必要は、実はほとんどありません。
ただし、ビール腹を何とかしたい、というようなダイエット、筋肉をつけつつの体の引き締めを行ないたいということであれば、何も考えずただ適当に運動していれば良い、というスタンスで何の結果にもつながらないのです。
人間が太る、痩せるメカニズムというのは、実は非常に単純です。世の中には数え切れない程のダイエットが出まわっていますが、要するに一日の摂取カロリーと消費カロリー、この関係によって、人間の体重というものは決まっているのです。
簡単な足し算引き算の問題です。一日に取り込むカロリーより、使うカロリーの方が多ければ痩せていきます。逆に、一日に使うカロリーより、取り込むカロリーの方が多ければ、何をしたって体重は増えていくのです。
ですので、しっかりと痩せるためには、ダイエット、というよりも人間の体重変動のメカニズムをきちんと知識として理解しておき、その法則に従って食事なり運動なりに取り組んでいく必要があるのです。
スポーツジムに行って運動しているにもかかわらず、痩せない。そういう場合、大きな原因として食生活がよろしくない、という場合が多いです。
皆さん、良く運動して疲れるから、と以前より食事量が増えてはいませんか? 夜食を食べたり間食が増えたり、もしくは日頃運動を頑張っているご褒美にとお酒の量が増えていないでしょうか。
例え皆さんが一日でアクションスター並みに運動したとしても、それ以上に食べているのでは痩せる訳がないのです。
また、偏った栄養バランスというのは、代謝を低下させてしまうことがあります。一日三回の栄養バランスの整った食事を、食べ過ぎず、お酒は控えめにする。これが確実に痩せられる食事内容なのです。
運動しているつもりになっていませんか?
当たり前のことですが、筋肉がついていない時、なかなか思うようにはつらいトレーニングは出来ません。設備の整ったスポーツジムに通っているから、こんなにつらい思いをしているから相当の運動量だろう、とつい思ってしまいがちなのですが、実際にはそんなに運動出来ていない、ということが多いのです。
皆さんは、例えば一時間ジョギングをした時のカロリー消費量を知っていますか? 筋トレを自分なりのメニューでこなした時、どれくらいカロリー消費出来ているのでしょう? おそらく良く分からないのではないでしょうか。
運動というのは、正しいやり方で、しっかりと負荷をかけないときちんと効果を発揮してくれないものなのです。自分なりの方法や、自分が考える限界でトレーニングを止めてしまい、結果的に運動量が減ってしまう。
つまり運動した気になっています。これを避けるためには、トレーナーさんに協力してもらい、客観的に自分の運動メニューや限界を見極めるのが一番です。