仕事は一日寝かせてみると思わぬ気づきが生まれる
仕事の出来は寝かせて判断!
せっかく作成した資料や企画書を上司に渡したら、「誤字脱字が多い!」「こんな企画は通らない」「何を言いたいのか、さっぱり分からない」など突き返された経験はありませんか?
一生懸命作った資料でも間違いがあったり、企画書でも“ありきたりなアイデア”では通ることはありません。誤字脱字に関しては、キチンと読み返したり、文章力を付けたりすれば避けることができます。
アイデアも、様々な発想法があるので自分に合うものを探して使えば、素晴らしいアイデアが生まれるかもしれません。
ですが、文章力をつけたり、斬新な発想が出来るようになるには、時間がかかります。そこで、今日から出来る仕事をする上で、ぜひ習慣にして欲しいことがあります。それは、「仕事は一日寝かせてみる」です。
一日寝かせてみる
資料や企画書などが書き終わっても、そのまま出さずに一日置いておきます。一日寝かせて、翌日確認してみると、思わぬ間違いや、「新しい」と思っていたアイデアが陳腐だと気づくことがあります。
仕事を一日寝かせることで、客観的になり、間違いに気づくことができます。これは、プロのライターも使っているテクニックで、自分の書いた文章を客観的に読むために、わざと一日寝かせてから文章を確認するそうです。
ぜひ、仕事でも一日寝かせてから客観的に再確認してみてください。思わぬ「気づき」が生まれるかもしれません。
仕事を途中からやるという選択
「完成した仕事を一日寝かせる」以外にも「やりかけの仕事」をそのまま寝かせるのも一つのテクニックです。
切りの良いところで、一日の仕事を終わらせる人がほとんどでしょうが、あえて中途半端な状態で残しておきます。夜遅くまでダラダラと仕事をするよりも、翌日早めに出勤して、仕事に取りかかる方が生産的です。
また、仕事で一番難しいのは「やり始める」という部分です。「すぐにやろう」と思っていても先延ばしになってしまう事が多く無いですか?
そこで、仕事も中途半端な状態で一日寝かせてしまいます。すると、すでに仕事は途中まで出来ているので素早く、やり始めることができます。
仕事は一日寝かせるを習慣にしてみる
仕事は完成しても一日寝かせてみると、翌日思わぬ間違いなどに気づくことがあります。より自分の仕事を客観的にみて判断するためにも一日おいてみましょう。
また、「どうも仕事のスタートダッシュがうまくいかない」という場合は、仕事を中途半端な状態に残して、一日を終えてしまうのも手です。
次の日は仕事の途中から始めればいいので、より速いスタートダッシュをすることができます。「仕事は一日寝かせてみる」というテクニック習慣にしてみてください。