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居眠りこいても時間は過ぎる。不毛な会議の超活用術

何事も「自分のために」やるという発想をなくさないこと

私たちの考えは贅沢にできていて「会社のお金でアメリカに視察旅行に行ってくれ」と上司に頼まれたら「自分のためにがんばろう!だってオレは部長に期待されているんだから」と思います。

しかし「今日は係長がいないから、悪いけど、君、会議に出席して来てくれないか」と言われたら「なぜオレがこんな不毛な会議に出ないといけないんだ」と思います。

どちらも同じ仕事であり、あなたがやるべきことも同じ。つまり指示された人の期待に応えること。

ルーティーンの職場の全体ミーティングも同じです。日本人の特長なのか、いつの時代も職場のミーティングとは、当たり障りのないことを言うだけの場です。決定事項は常に先送り。そういうものです。誰だってうんざりしています。

そこでへそを曲げないで「どうすればもっと意味のある会議になるのか?」を考えるのです。それを考えて実行しているのが、一部の外資系企業です。

会議はしないとか、やるにしても立ってやるとか(時間短縮と集中力UPにつながると言われている)、会議の時は好きなお菓子を持参するとか、時々、有名外資の会議の様子が斬新であるとしてテレビで報道されていますが、ああいうことになります。

世の中「100年先も同じことが続いている」ということはほぼありません。つまらない会議はどこかで変化します。(最悪、会社ごと消える)。その、いわばXデーに向けて、あなたであればなにをしますか?これがあなたが考えるべきことです。

反面教師から学ぶ

それでもつまらない会議というものがあります。どうしようもなくつまらない会議。お役所仕事に向いていない人がお役所系の会社に入ってしまうと地獄でしょう。お役所的な会社は、きっとあなたが定年退職をしてもまだ生き続けているように思います。

それが証拠に国営電話会社は昭和の終わりに民営化されましたが、関連企業を含め、根強く役人体質が残っています。そういう時は「反面教師も教師である」と思いましょう。

なぜこの人の報告はいつ聞いても「タルい」のか。なぜこの人はいつも参加者分の資料を用意してこないのか。いろんな反面教師が世の中にはいます。

そういう人を認め、そういう人とともに歩むという発想を持つことも仕事のうちです。仲間とはそういうもの。それでも不毛な会議ってたくさんあります。心底イヤなら会社を辞めてしまいましょう。ひとりで自営業を営むと、会議をしたくてもできません。

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