仕事中の大きなトラブルこそ成長のチャンス!逆境を楽しむ男になろう
修羅場、想定外、不測の事態…言い方は色々とありますが、ビジネスマンとして仕事をしていると、飛び上がる程大きな問題が発生してしまうことがたまにありますよね。
たとえその問題が、自分が直接原因に関わっていないことであれ、どういう原因であれ、自分がプロジェクトの一員として仕事に携わっている以上、何かしらの対応はしなければなりません。
そうした大きな問題というのは、そうそう起こるものではありません。日本中の会社が日々そうした問題が起きないように尽力しているのですが、間が悪いというかなんというか、そうした事態に巡りあってしまう人もいるのです。
もしも自分が問題の対処に当たらなければならない立場だったらどうするか。咄嗟にベストの判断をするのは難しいと言わざるを得ません。
出来ればそのような大きな問題、想定外の問題には関わりたくないと思うものですが、成り上がりたい、出世したい、少しでも出来るビジネスマンになりたいという方は、是非ともその問題を成長の糧にしましょう。
大きなトラブルこそ、一気に成長する貴重なチャンス。ピンチを楽しむことが出来る男になりましょう。
確率論で言えば幸運
単純に確率論だけで言えば、大きな問題、大きなトラブルが自分のもとにやってくる確率というものは、そう高いものではありません。
大口の契約は大きな企業でもないとそう頻繁に交わせるものではありませんので、中小企業にお勤めの場合はそのようなトラブルに巻き込まれることは少ないでしょう。
大企業ならば社員数が多いので、その分自分が巻き込まれる、ということはやはりそう頻繁には起こりません。
確かに胃のあたりがきゅっと引きつったように痛くなるシチュエーションですが、確率論で考えるならむしろ幸運なことなのです。
貴方が苦しむそのトラブルは、誰しもが経験出来ることではありません。他の同僚、他の上司にない経験を手に入れることが出来るというのは、貴方のビジネスマン人生にとって重要な引き出しとなってくれることでもあるのです。
大きなトラブルは、大きく成長するチャンス
人が成長をする時、スキルを高める時というのは、一体どういう瞬間なのでしょうか。人が大きく成長する瞬間、それは追い詰められた時です。
「追い詰められる」というのは、非日常的な大きなプレッシャーに曝されているということです。強いプレッシャー、重圧を感じている時は強いストレスを感じるものですが、同時にめったにない経験をしていることでもあります。
緊張や焦り、プレッシャーによって思考力が鈍ったり、いつものように振る舞うことが出来ない状況は逃げ道がありません。仕事というのは、ある程度慣れてくると手の抜きどころというものがわかってしまうものです。
いつの間にか手を抜きながらでも仕事を出来るようになっている訳ですが、そんな仕事の仕方ではさらなる仕事の効率化をしたりすることは出来ません。
大きな問題、大きなトラブルに対処することで、より厳しい環境で自分を鍛えることが出来るのです。かかっているプレッシャーが大きい分だけ緊張感を持って仕事をすることになります。
それに加えてその状況下でトラブル対処という急ぎの仕事をするというのは、成功すれば大きな達成感、そして自信になりますよね。
また、人間はどんな状況、逆境であってもある程度は慣れることの出来る適応機能が備わっています。猛暑が続けばそれまでと同じ気温でも涼しいと感じることが出来るように、大きなプレッシャーに曝されていれば大抵のことでは動じなくなるのです。
いついかなる時も落ち着いて対処することが出来るかどうかというのは、男としてもビジネスマンとしても非常に重要なスキルです。ただ、こうした土壇場の冷静さというのは修羅場慣れしていないと、決して身につかないものなのです。
スポーツでも、練習試合を何試合もやるよりも、実際の試合を1度経験した方が大きく成長したりしますよね。大きなピンチ、トラブルと戦うことで、大きく成長することが出来るのです。
トラブルを楽しめる男になろう
ビジネスマンにとって、トラブルが起きた時に泣きそうな顔で駆けずり回っている人と楽しそうに笑ってトラブル対処をしている人、どちらが頼もしいでしょうか?
もちろん、笑っている人、楽しんでいる人の方が頼り甲斐がありそうですよね。
大きなトラブルというのは、いうなれば退屈なルーティンワークの中に飛び込んできたエンターテイメントのようなもの。大変な状況だからこそ、「この問題をクリア出来れば、自分は大きく成長することが出来る」という前向き、挑戦的な笑顔を浮かべることが出来るのが良いのです。
やせ我慢でも無理をしてでも、トラブルを楽しむように考え振る舞うこと。そうした行為は、トラブル対処のために焦ってしまう自分の心をぐっと落ち着かせ、叱咤することにも繋がります。
大きなトラブルを踏み台にして、一気に大きく成長しましょう。