仕事をやる気がない、元気がない。そんな時のためのお手軽手帳活用法
ビジネスマンの皆さん、自分の仕事のために手帳は持っていますか? 実際には多くの方がスケジュール管理やちょっとしたメモを取る時のために自分用の手帳、スケジュール帳というものを購入し使っています。
しかしこの手帳、実はそんなに活用出来ていないという方も多いのではないでしょう。
何となく義務感に駆られて手帳に予定などを書き込んでいるけれど、余り見返すことはしない。特に使うことのないまま一年が過ぎてしまい、何となく毎年新しいスケジュール帳、手帳を購入している。
手帳だってタダではありません。折角購入したのですから有効活用したいと思うのが人間です。
そこで、仕事のやる気が出てこない、何だか元気になれないという時に効果的な手帳の活用法というものを、皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
手帳はものを書き込む道具である!
当たり前のことではありますが、手帳、スケジュール帳というのはものを書き込むための道具です。文字や絵、シールを張るのもちょっとした書類を挟むのでも、本来その使い方、用途というものは何ら制限されているものではありません。
しかし、ことビジネスということになると皆さん判を押したように手帳、スケジュール帳を「メモをするため」「スケジュールを書き込むため」にしか使おうとしないのです。
ビジネス手帳を開いた時に自作のマスコットキャラクターの絵が現れたりするのはもちろん喜ばしいことではありませんが、折角手帳を持ち歩いているのですから、手帳を使い倒していただきたいのです。
スケジュール帳を惜しんではいけない!
特にマンスリーやウィークリーなど、細かく予定を書き込むことの出来るスケジュール帳を使っている方に非常に多いのが、仕事の予定以外のことを一切書き込まないというタイプです。
きっちりと毎月、毎週分のスケジュールスペースがあるために、もしかしたら突然の予定が入るかも、と出来るだけ手帳にものを書き込まず、一年が経ってみるとやけにスカスカな手帳が出来上がってしまいます。
確かに限られた文量しか書き込むことが出来ませんので、何でも書き込む訳にはいかないという気持ちもわかります。しかし、手帳は手帳にすぎないのです。
惜しんだところで何か得するという訳ではなく、むしろ上記のように結局手帳を埋めることのないままただ毎年お金を出して手帳を買い漁るだけ、という結果になってしまいます。
手帳は高いもの安いものとありますが、余程のブランド品でも無い限りは安価で手に入るものです。惜しむ気持ちをぐっと堪えて、とにかく手帳を使い切る方向に考えをシフトしてみてはいかがでしょうか。
例え手帳やスケジュール帳にもう書き込むスペースが無い、どうしようという事態になったところで実際に困ることはありません。
そういう時は新しく今年分の手帳、スケジュール帳を買い足せば良いのです。そして使い潰してしまった手帳から、必要な情報だけを転記してしまいましょう。
メモスペースもまた思い切り使い込むことが出来ますし、不要な情報を切り捨てることも出来ますので予定の整理もしやすくなります。
そうやって少しずつ手帳の内容を引き継ぎ、更新し、自分の仕事に本当に役立ってくれる手帳のスタイルを確立していけば良いのです。
手帳を元気薬に変えてしまおう!
そんなことを言われても普段からそうそう手帳に書き込む程のことなんてないという方、そして仕事にやる気がでない、元気がないという方は、手帳を元気薬に変えてしまいましょう。
元気薬とはただの造語で、要するに自分が好きな言葉、s
元気になる言葉を手帳に大きく書き込んでしまいましょうということです。
誰しも好きな映画のワンシーンや名言、元気がない時に聞く音楽の歌詞、たまたま目にした本の一節など、好きな言葉というものを持っているものですよね。
そうした自分の元気が出る言葉、元気になる言葉、やる気をアップさせてくれる言葉をたくさん手帳に書き込んで持っておくのです。
手帳やスケジュール帳というのは、多くの場合スーツのポケットに収まるような小さなサイズのものです。例え多少大きなものでも、カバンに放り込んでいられる程度の大きさしか持ちませんよね。
だからこそふと気落ちした時、何だか元気が出ない時にそっと手帳を取り出して、自分で書いた元気が出る言葉をじっと読むようにすれば良いのです。
日常で良かったことを書き込もう
他にも、自分の日常であったちょっとした良いこと、嬉しかったことを手帳に書き込んでみるというのもオススメです。
どんなことでも構いません。何となく気になって誰かが散らかしたゴミを自分が片付けた、出勤の電車の中で、若者がご老人に礼儀正しく席を譲っていたなど、ほんのちょっと心が温まるようなことを積極的に書き込むのです。
ふとした時に見返すと、そういった出来事や言葉が貴方に元気を与えてくれます。オススメした手帳の活用法なのです。