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助け合いと競い合う事を使い分け職場の士気を高める仕事術

今日は助け合いと競い合う事を使い分け、職場の士気を高める仕事術についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただきまして、すばらしい職場を目指されてください。それでははじめようと思います。

ライバルを持つ

自分に勝つのは難しいです。わたしも、フリーランスという役職上、ひとりで仕事をする事が多く、自宅だとついあまえが出てしまい、すぐにさぼります。

最初はわたしがあまえているだけなんだと思っていたのですが、そもそもなぜ経営者が会社を作るかという理由のひとつに、オフィスと自宅を分ける事で、意識を仕事モードに切り替えるという理由が挙げられます。

これは、かなり大事な事で、スーツやネクタイも同じく、仕事モードに自分を持って行くための、重要なツールだったりするわけです。

話は少し脱線しましたが、つまりはひとりですべてを完結させたり、モチベーションを保ったりというのは、出来そうに見えて、出来る人はおそらくいません。

ボクサーなどが減量で、1ヶ月とかで元々絞り込んだ細い体から、何キロも落としますが、あれもやはり、周囲の目や、試合を待ちわびているファンがいるから出来る事であって、ひとりで食事もとらずに、水分もとらずに、運動して練習してというのは、わたしが思うに普通の人間には出来ないと思います。

以前なにかで聞いた話ですが、ボクサーというのは減量中は自販機がすごく気になるのだそうです。

とにかく水分が欲しいため、ひとつひとつの自販機の場所を、ランニング中に意識してなくてもすべて覚えてしまうのだそうです。いよいよとなると、水道の蛇口から水滴がしたたる幻聴がしたりするらしいですが。

このような状態で、精神状態を普通に保っていられる人間は、逆に異常かなと思うのです。根性の無いわたしにはおよそ不可能な話ですね。

そんな忍耐力は欲しいとも思いませんしね(笑)わたしは幸せになれればそれでいいので。かっこ良くなくてもストイックじゃなくても良いです。

そして、この章の本題ですが、人間は弱いので、すぐに自分に負けてしまいます。なので、ライバルを持つ事でこれは解消されます。あとはライバルじゃなくても、誰かの期待に応えるという人の力を借りて自分の目標を達成する方法です。

自分に勝つ事は出来なくても、他人に勝つのは、それほど難しい事ではありません。その際は、何を基準に、または目標にして超えたと判断するかですね。

年収ですか?売り上げですか?上司や同僚からの信頼?・・・いろいろあるでしょうが、ライバルに勝てれば自分の力になりますから、そして次は追い越されないように努力します。なので自分を高め続けるためにライバルを持ちましょう。

仲間意識を育てる

ライバルとは言っても、敵ではありません。好敵手と書くように、良い意味での敵なわけで、憎んだり、恨んだりする対象ではない事は理解しておいてください。つまりは、結局会社団体での仲間意識を育てる事が、会社の士気を高める、最高の方法なのです。

同僚や上司と嫌い合っていては、やはりはどこまで言っても人間ですから、こんなくだらないヤツの話は聞きたくないとか、言う通りには動きたくないと思ってしまうものなのです。逆にこれが、関係が良好なら、少しくらいの残業は、この上司のためなら頑張れるという事にもなりますしね。

仲間意識を育てるには、当たり前ですが、敵を作らないように行動していく事です。たとえば、部下が何かミスをしたときに、それを責めていても、叱っても、効果はないどころか、逆効果です。

逆に、怒らずにあまやかしても、今度は、この上司は怒らないからまたミスしてもいいやとなってしまいます。

非常に難しい問題なのですが、仲間意識を育てるには、人対人ではなく、人+人=目標という公式に当てはめるのがベストです。

同じ目標を持って、一緒にその敵と闘う。同じ会社で働いているものどうし、仲間なのですから、いがみ合っていてもなんの意味もないのです。

あなたがその会社で働く事になったのも、そこで出会った人達も、何かの縁があってそうなったわけなので、その縁を大事にしつつ、生産的に関係を深めて行く行為が重要になってくるのです。いわば、会社というのはドラゴンクエストで言う、パーティのようなものです。

薬草を使って欲しいのに、毒消し草を無駄に使って、1ターン浪費して・・・なんて事は普通にあるでしょう。しかし、これを延々と責めていても、なにも変わりませんし、その仲間もわざとミスをしたわけではないので、責められたら苦しいわけです。

なので、こういう時は、この場面では薬草を使ってくれると、次のターンのボスの攻撃に備えて、大ダメージをくらっても生き残れるだろう?と先を見て納得するような説明をして、改善していくのです。

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