スケジュールで困っている方へ。使える手帳術
みなさんは、手帳をちゃんと活用できていますか?手帳は、主にスケジュール管理をするものですが、それだけではありません。今日は、社会人には必須、手帳の活用術についてご紹介します。
1.手帳を選ぶ
まず、そもそも手帳活用術の前に、どのような手帳が自分のフィーリングに合っているのか、一度文房具屋等に行って確かめてみてください。
個人的にオススメな手帳は、書き込めるスペースが大きいものです。書き込めるスペースが小さいとスケジュール管理が大変ですし、それ以外にも記録しておきたいものも上手く記録できない可能性があります。
また、持ち運びなどをするのに邪魔にならないサイズなどにするのもポイントです。ですから、現在お使いの手帳に不満はないかを、もう一度確認してください。
2.スケジュールの管理
次に、スケジュールの管理についてです。そもそも、なぜスケジュール管理が必要なのでしょうか。その理由は、別の予定とダブルブッキングしないようにするため、というのが一番大きなものでしょう。他にも、次の予定のための準備などをする、という点も見逃せません。
スケジュールを立てる際には、自分の日々の予定がどのように入るかによって、使う手帳が変わってくると思います。
例えば、1日に複数の予定が入ったり、複数の場所に行かなければならない方(例:営業職の方)などは、1日のスケジュールが時間単位で書き込めるものを選択する方が良いでしょう。
逆に、1日中同じところにいて、イベントを書いておけばいい、という方であれば、月間ブロックタイプの長期的なスケジュールがわかるものを使うといいかもしれません。
さらに、スケジュールが決まったら、なるべく即記載するようにし、必ず朝と寝る前の2回はチェックをするようにしましょう。
修正は、完全に消してしまうのではなく、訂正がわかるようにした方が良いです。何をどうしたのか、なぜそうしたのか、という点がはっきりするからです。
最後に、オプションとして、色を何色かに分けて書き込むとより見やすくなります。特に、重要度に合わせたり、場所や仕事に色を合わせたりすると、ぐっと見やすくなります。
3.その他の情報も整理
手帳に、スケジュール以外の情報も管理できるとなおいいかもしれません。例えば、
「人脈」
「金銭の管理」
「健康」
「情報」
「目標や夢」
「遊び」
などの項目を作って、思いついたときに書き込めるようにするといいかもしれません。もっとも、これだけの量の情報をコンパクトな手帳に書き込むとパンクするおそれもあるので、とりあえず書いておき、後で家で大きめのノートにまとめる、という手もあります。もちろん、電子機器に整理するのもOKです。
では、具体的に上記の情報は、どうやって整理するのが良いのでしょうか。
(1)人脈
まず、人に関する情報ですが、少なくとも名前と連絡先、性別ぐらいは押さえておいた方が良いでしょう。ケータイに入れておくという手ももちろんありますが、ケータイが手元にない場合もありますから、手帳にもこれくらいの情報は書いておいた方が良いです。
そのほかにも、誕生日や趣味、好きなもの、自分との関係、一緒にしたことなどもまとめられるといいです。ここまでの情報量になってしまうとコンパクトな手帳には書ききれなくなるので、別の母艦ノートのようなものを用意するといいかもしれません。
もう一つ重要なことは、出会いたい人について記載しておくというのもいいです。そうすることで、自分が誰に会いたいと思っているかを常に意識するようになります。
(2)金銭の管理
金銭の管理も、スケジュール帳で行えればすごく楽です。金銭の管理をする場合、1日1ページの手帳を持っているのであれば、そこにレシートを貼っていく、という手があります。このようにすれば、後で会計をする際にも楽になりますし、自分がいつ何を買ったのかがすぐわかります。
(3)健康
健康管理も手帳でしてしまいましょう。体重や、その日食べた物、調子を記載しておくといったことはできると思います。こうすることで、自分の健康に注意を払うことができるようになります。
(4)情報
スケジュール以外の仕事に必要な情報なども書き加えてしまいましょう。例えば、「○○を買う」「○○に注意」などは、ちょっとしたことかもしれませんが、書いておいた方が絶対にいいです。ぜひ、書いておきましょう。
(5)目標や夢
また、普段から持ち歩く手帳には、目標や夢を書いておくといいです。目標や夢は、主に1年以内、2~5年、5~10年といったスパンで分けて書いていくといいです。例えば、年内の目標、100万円貯金といった具合です。思いついたことは、いっぱい書いておいてください。そして、とりあえずこれは達成しよう!!!と思ったものから順に達成していってください。
書く場所は、どこでもいいですが、目立つところがいいです。ですから、最初か最後のページなんかがいいのではないでしょうか。
(6)遊び
最後に、遊びについて。遊びについても、手帳で書いておくといいです。ちょっとした知識やコツなど。自分が好きなものですから、何度見てもモチベーションが上がるはずです。
さあ、あなたも手帳をしっかりと活用してみましょう。