悩み解決!どうしてもソリが合わない上司とうまく付き合っていく方法
社会人になると「選べない人間関係」というものがあります。いろいろな人が集まる職場、どうしてもあなたとソリが合わない人もいるでしょう。 それが同僚だったり、取引先だったならば、まだ我慢できます。しかし直属の上司が全く合わない人である場合も多いのです。これは結構悲惨です。
そんな場合でも、やり方次第でその人とうまくやっていける可能性もあります。是非、参考にしていただき、より良い人間関係を築きあげていってください。
あなたが苦手ということは…
あなたが苦手意識を上司に持ったとします。その場合、十中八九、上司の方でもあなたを苦手としているはずです。お互いに苦手意識を持っているので、その気持ちは当然育ちます。育てば育つほど、修復が難しくなってきますので、なるべく早い段階であなたから行動するべきです。
お互いの共通項を探せ!
どんな相手であろうと、あなたと上司には共通するところがあるはず。まずは、そこを探してください。一番良いのは「趣味が近い」「同じ年頃の子供がいる」などの場合ですが、苦手意識を持っている以上そんなパターンの方は少ないでしょう。ですから、もう本当に…なんでも良いのです。
「利用している電車が同じ」とか、「吸っているタバコの銘柄が同じ」とか、もう、最悪「性別が同じ」でも良いです(笑)。その共通項から広がる話題で攻めていくのです(ですので、出来ればディープな趣味の話や子供の話がベストなのです)。
当然、仕事以外の話ですよ。そのような話題を片手に「以前から◯◯さんと、その話題について語ってみたかった」というような姿勢で相手に取り入るのです。部下にすり寄られて悪い気がする上司はいません。仮に今まで苦手意識を持っていたとしても、です。
仕事以外の部分で気にいられることが出来れば、仕事のちょっとしたミスも大目にみてくれる、というオマケつきです。
仕事が出来すぎるのはよくない
仕事が出来る部下が気にいられるかといえば、実はそうでもありません。もちろん出来なすぎるのは話にならないのですが、上司より仕事が出来てしまう部下というのは、煙たがれるのです。
上司の力を仮に100としましょう。あなたが目指すのは90の力です。「俺には劣るけれど、こいつもなかなかやるな」と思われるくらいの位置がベストポジションです。
もちろん手を抜いているのが周囲にバレてしまうのは、逆効果。ときには、わかっていることをあえて相談するくらいの演技は必要です。
それでもダメなら最終手段
プライベート方向で攻めても、ビジネス方向で攻めてもダメな場合もわずかながらあります。そうなるとこれはもう修復不可能です。その上司の下で働くのは諦めましょう。実力でその上司の席をあなたが奪う、という方法もありますがあまり現実的ではありません。
現実的な方法としては、更にもう1つ上の上司に相談するのです。「◯◯さんとは、今後もうまくやっていく自信がない。できれば配置変えをしてほしい」と直談判です。
もちろんこの方法はリスキーですが、あなたの希望が通ることもあります。そうすれば良し、ダメならば転職を視野にいれた方が良いでしょうね。
労働環境にもよりますが、その上司の下でそのままあなたが働いていても良いことは何1つありません。転職は早ければ早いほど良いです。