失敗が怖くて動けない人が克服するために実践したい6つの事
「失敗を怖れてはいけない」「挑戦し続けるべき」「成功は数々の失敗から導き出す物」よくビジネス書やビジネスの教訓などで言われていることです。とは言っても、誰でも失敗は怖い物です。「失敗は全く怖くない」という人ほど無計画という場合があります。ひどい時は「失敗」を「失敗」と思わず、何も反省しないというパターンもあります。
ですが、「失敗したら……」と思って全く動けない人は、その人の行動力は見習うべきかもしれません。「失敗を怖れてはいけない」と頭では分かっていても、「どうしても実行に移せない」という人は、6つの事を気をつければ行動に移せるようになるかもしれません。
1.「自分にしか出来ない」と自信を持つ
「失敗が怖い」と思う大きな原因は自分に自信がないからです。一番、手っ取り早い方法は自分に自信を付けることですが、そうは言ってもなかなか簡単なものではありません。
そこで、「この仕事は自分にしかできない」と思い込みましょう。「そんなこと効果があるのか」と思うかもしれませんが試しに毎朝、鏡の自分に向かって「俺はできる」と言い聞かせてみてください。
最初はバカらしく思うかもしれませんが、だんだん自信が出てきたり、肌にツヤが出てきたりして急に仕事が上手くいくようになります。人はちょっとした自信を持つだけで、まるで別人のように行動力がついてしまいます。
2.不安やは全てメモする
「失敗が怖い」と思うのなら、そういった「不安」をノートや手帳に書き出しましょう。だんだん「不安」なことでノートが埋まってきたら、時々読み返します。ノートに「不安」を書いたときは、ものすごく心配していた事なのに後から読み返すと「取り越し苦労」だったり、「大して問題ではない」ということもあります。
3.失敗したこと、成功したことは細かく書き出す
「不安」をメモするようになったら、今度はどんな小さな事でもいいので「失敗したこと」と「成功したこと」の両方を細かく書き出していきましょう。「なぜ失敗したのか?」「なぜ成功したのか?」自分なりに考察をしながら書いていくと、頭の中を整理することが出来ます。
「失敗が怖い」というのは、頭の中で過去にした失敗のネガティブなイメージがあるからです。失敗したこと、成功したことを書き出すことで「不安」の時の様に客観的に見ることで、解決することがあります。
4.上手くいったことから学び取る
成功したことから学び取るのが、一番「失敗を怖れない」ようにするには確実な方法です。そこで、成功を細かく書き出したノートから、更に分析をしていきます。成功したことを自分で知ったり、成功体験を客観的に見ることで、「自分には何が必要なのか」と「次にどうすればいいのか?」が見えてきます。
5.先輩の失敗談からの復活劇を聞く
どうしても失敗のイメージが頭から払拭できないのなら、先輩から失敗談を聞いてみましょう。なるべく面と向かって話すのがいいでしょうが、自分が失敗したことを話したがらないタイプの人なら、飲み会などの席でさりげなく聞いてみるといいでしょう。身近な人の失敗談とそこからの復活劇を一緒に聞くのが一番参考になるでしょう。
6.ビジネスは結果も過程も両方大事
ビジネスは結果が大事です。結果を出さないとクビの対象になってしまうかもしれません。ですが、結果と同じくらい過程も大事です。成功した結果や失敗した結果から学ぶこともたくさんありますが、成功の過程、失敗の過程から学び取れることもたくさんあります。
失敗をおそれずに挑戦しよう
今回紹介した6つのことを実践すれば、失敗をおそれることなく挑戦したり、行動したりすることができるようになるはずです。やらないかぎり、失敗することはありませんが、それでは自分のスキルアップなどには全く繋がりません。また、失敗をしないと成長することもありません。失敗をおそれることなく、様々なことに挑戦してみましょう。