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仕事を邪魔する憎いヤツ!慢性の頭痛を改善しよう

日本の総人口1億2000万人に対して頭痛に悩まされる日本人の数は約3000万人とも言われています。実に4人に1人が慢性の頭痛持ちという事になるのです。

頭痛には色々な種類や原因がありますが、共通して言える悩みは「何も手につかなくなる」ことではないでしょうか。大事な仕事の最中やどうしても外せない用事の時に頭痛で困らないためにも改善方法を考えていきましょう。

慢性頭痛の種類

慢性頭痛には大きく分けて「片頭痛」と「緊張型頭痛」があります。このうち、片頭痛は女性に多く、脈を打つようにズキンズキンと痛みが続くのが特徴で、脳の血管が拡張したことにより起きる炎症が片頭痛の原因と考えられています。

緊張型頭痛は慢性頭痛の70~80%を占めると言われており、なにかで締めつけられる様な痛みと一緒に肩こりがおきることも多いです。突発的なストレスと首筋や肩のコリが原因と考えられており、デスクワークをしている人やストレスの多い職場で働いている人に多い頭痛と言えます。

片頭痛と緊張型頭痛のケア方法

片頭痛と緊張型頭痛は症状が起こる原因がちがうので、別々のケアが必要になってきます。片頭痛の場合は「冷やす」ことが有効なので、耳の穴の前を触ってもらうとピクピクしている脈があると思いますが、そこを冷たいタオルや冷感ジェルで冷やすと痛みが和らぎます。

反対に緊張型頭痛の場合は「温める」ことが有効なケアになります。首や肩を蒸しタオルや温シップなどで温めて血行を促進する方法や、ゆっくりと温かいフロにつかるの事で改善されていきます。

外出先でもできる簡単ケア

外出先で突然頭痛が起こったときには冷やしたり、温めたりすることは難しいです。そんな時におすすめなのが首のストレッチ、ツボの刺激、濃いお茶を飲む、の3点です。

首のストレッチは首周りの筋肉を前後左右にゆっくりと20秒ずつ傾けて伸ばすことで血行が促進されて頭痛が緩和されます。ツボは「太陽」というツボを刺激するのが効果的です。目じりの外側で髪の生え際のへこんでいる部分が太陽なので、そこを気持ちよい程度に指圧すると頭痛に効きます。

最後の濃いお茶ですが、お茶には頭痛に有効な成分であるカフェインとテアニンが含まれているので、外出先ではコーヒーよりも濃いお茶をおすすめします。

慢性的な頭痛もちの人はこれ以外にもしっかりとした睡眠をとることや姿勢を改善するなどの方法も有効です。日々の生活の中で少しずつ頭痛体質を改善するように心がけていきましょう。

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