その仕事、一生続けられますか?一流になる人が出す答えとは?
一生続けられる仕事。そう聞くとワクワクする人と勘弁してほしいという人に分かれます。ワクワクする人は文字通り、今やっている仕事は一生続けたい、それ以上に生まれ変わってもやり続けたいという人がいます。
逆に、今の仕事を一生続けるなんて考えただけでも具合が悪くなりそう、本当はやめたいけど嫌々やっているから、ストレス発散が楽しみという人もいるでしょう。
これは、どちらが良い悪いということはありませんが、どちらが楽しいか楽しくないかでいうと明らかです。もし、ストレスを今よりなくしたいのであれば今より楽しいと思える仕事に就くことが大切です。そして、仕事を選ぶ際の基準があります。
この仕事を一生続けられるか?
仕事を選ぶ時「この仕事を一生続けられるか?」ということを自分に聞いてみるといいでしょう。すると、お金や安定のためにその仕事を選んだのかが分かります。
ですが、人間は感情を理論で隠す癖があるので「一生続けられる」といっても、その裏には安定とお金という動機がある場合が多いです。こういう人は、仕事をやり始めてからモチベーションがだんだんと下がってきます。
もしくは、モチベーションを維持するために仕事を頑張りすぎて、偉いと言われたいという欲や、人をコントロールしたいという欲に惑わされることになります。
そうやって仕事を続ける人がほとんどですが、中にはただ自分はそれをやりたいからという理由だけでやっている人がいます。その人は誰かをコントロールすることもないし偉いと言われたいという欲もありません。
逆に腰が低くて自分より年下でも敬語を使って優しい人ばかりです。ですが、そうした人に限って誰もがうらやむような生活をしている人が多いです。
なぜそうなるかというと、フォーカスしているところがお金や安定ではなく、自分のやっていることが楽しくてしょうがないというところだからです。
たとえば、子供のころゲームに夢中になっていれば、お金がなくてもどんな服を着ていても夢中になっていたでしょう。子供のころと同じ感覚のまま仕事をしているので、スーツをビシっとキメたり高級車を乗り回して周りから偉いと思われたいという欲がほとんどありません。
そうした感覚で仕事に夢中になれると、自分自身のエネルギーが高まってきて、そのワクワクのエネルギーに人は惹きつけられます。テレビを見ていても、冗談半分でやっているバンドグループと、自分の全てを出し切るつもりで情熱を持ってやっているバンドグループでは、人に与える影響は違うでしょう。
これを一生やり続けたいか?重い質問に感じますが、これに「もちろん!」という答えを出せる人は、一流になっていくでしょう。
親の影響から抜け出す
なぜ、一生続けたい仕事を選ぼうとせず、安定した仕事を選ぼうとするのか?これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、子供にたとえると、RPGをやりたいのになぜシュミレーションゲームしかやってはいけないのか、という自分がやりたいことを意味も分からずやらないということになります。
安定した仕事が良いというのは親の影響がほとんどで、生まれてからどこかの時点で親から聞いて、それが真実だというふうに捉えるようになります。もちろん、安定した仕事は大切で、安定した仕事をしている人を見ると幸せそうに感じることもあるかもしれません。
ですが、自分の感情を無視すると、長い目で見ると反動が大きいかもしれません。安定した仕事をしていたけれど、急にやめて自分のやりたいことをやりだすという人もいる中で、自分のやりたいことをどうやってお金に換えていくのかが分からなければ、不安定に耐えられなくなるでしょう。
では、親の影響から抜け出すにはどうすればいいのか?1つは無理やり抜け出して自分のやりたいことに正直に生き始めること、もう1つは、親の影響から抜け出して自分の好きなことで人生を生きている人のそばで教えてもらうこと、そしてセラピーなどのスキルを学んで解いていくことなどがあります。
大きな影響があるのが、すでに成功している人のそばにいて教えてもらうことで、より確実に親の影響から抜け出すことが出来ます。なぜなら、今度は親よりもその人の影響のほうが大きくなるからです。
自分の中で当たり前の基準がその人の基準に変わってくるため、気付いたら昔の自分とはまったく違う考え方、感じ方、行動の仕方に変わっていることでしょう。
こうしたことを経て、初めて一流に近づき、自分が一生かけてもやりたいと思えることをやる人生へと辿り着くことが出来るでしょう。その道のりを短くするには、いかに自分の行動を変えていくかがカギになるでしょう。