仕事で独立を考えているけれどタイミングが難しい、いつがベスト?
実際に周りの知り合いや友人が独立をしたということを聞いて、うらやましく思う気持ちがある場合もあります。でも実際に独立をしようと思った時に、自分自身は何を持っているのか、本当に今独立をしてうまくいくのかということを想像してみることが必要です。
どんな時でも自分を客観的に見ることが出来るという人は、成功する確率が高いです。主観的な目線でしか見ることが出来ないと、周りを見ることもあまり出来ないことになり、結果として自分の希望や願望を優先してしまい、現実が見えていないような状態になってしまうのです。
まずはリサーチから始める必要があります。そして今の会社に勤めながら独立の準備をするのか、一度会社を辞めてセミナーや講習会などを受けに行ってノウハウを学ぶということも良いかもしれません。
今勤めている会社に勤めたままで独立を考える必要があるとしたら、まだその会社から学ぶことがあると思う気持ちがある場合や、金銭的に余裕が無いということが考えられます。でも金銭的に余裕が無い人が独立出来るということはまず無いと思われます。今住んでいる場所を事務所にするという方法もありますが、本来はテナントを借りたりして開業資金が必要になってくるでしょう。
そのためには今はそのまま会社に勤めておいて貯金をする努力をするべきです。金銭的な面だけではなくて、能力的にも成長する必要があるかもしれません。何歳から独立をすることが平均的というような統計は、業種によっても違ってきます。そしてそのような取り決めはありません。
でも若くて独立をするということは、その間に人脈がきちんと出来ているのかということも不安なところです。独立して一番に関係してくるのが人脈だからです。
人脈に頼らないようにして仕事をしようと思っても、それはほとんど不可能に近いでしょう。人脈を大切にするということは人を大切にするということにも繋がります。本来独立して成功している人は人を大切にしている人が多いように感じます。
そのような度量が自分にあるのかということも考えてみると良いかもしれません。今現在の自分の仕事が嫌だから転職か独立か悩んでいるということであれば、年齢や勤続年数にもよりますが、もしも年齢が若く勤続年数も短いとしたら、このまま勤め続けるか転職をしてみるといいと思います。
今が独立の時だとはっきり分かる時は自分で決めるしかないのかもしれませんが、もしかしたら日々の生活の中でハッとすることがあるということもあります。そういう瞬間を大切にしてほしいと思います。自分の意志が強くて、誰にも止められるようなものではないというところまで来るということも、とても大切なことです。
そういう時でしたら、独立をする時かもしれません。誰に何と言われても決めたんだという強い意志を持つことが出来たということは、それだけの自信が出来ているということでもあるのです。自信が出来てくれば、それはとても強いと思います。
でも経験や知識に裏付けされた自信であることが重要です。漠然と自信だけを持っていてもつぶされてしまうかもしれませんので、自分で納得が出来る行動をした上での自信を持つようにしましょう。
その時が独立のタイミングと言っても良いと思います。それは年齢を基準にするわけではありません。一度、独立したり起業する人のために行われているセミナーに行くことはお勧めです。必ず役に立つことがあると思います。色々なセミナーに行くことも素晴らしい自己啓発なのです。
自己啓発をすることによって、見えてくることはたくさんあります。自分自身がこのままで良いのかということもはっきりするでしょう。欠けていることは何だろうということも分かるはずです。自分だけでは分からなかったことが分かるようになりますので、その時間を大切にして、自分自身の糧としていくことが出来るとベストだと思います。