集中力の質が人生を変える！集中力アップトレーニングとコツ

有名なのが複式の呼吸法です。３秒吸って10秒かけて吐く。これを数回繰り返します。色々な呼吸法がありますので、調べて実践してみるのもいいかもしれません。呼吸法はスポーツのトレーニングやあらゆるジャンルで活用されているので、実証効果が高いものだといえます。

少し前に100マス計算が流行したのはご存知でしょうか？あれは単純な計算問題を限られた時間内で行うことで、集中力が高まるというものです。この100マス計算に限らず、時間を制限したアクションというのは集中トレーニングの効果があります。自分の好きな分野のことでいいので、ストップウォッチをセットして短時間アクションを何度か行ってみるといいですよ。

仕組みは呼吸法にも似ていますが、集中している反対の状態、つまりリラックスしている状態を上手に作ることで、結果的にメリハリが効いて高い集中力を発揮できるようになります。

一流のアスリートは必ず自分独自のリラックス習慣を持っているものです。音楽やアロマテラピー、瞑想など自分のリラックス法を研究しておくといいでしょう。

例えばスポーツの「練習試合」と「公式戦」ではどちらが集中力が高まるでしょうか？答えは後者です。同じ内容を行う試合でも、無意識に「負けても良い」という深層心理が集中力を低下させるのです。つまりあなたが自分で数多くの「本番」の舞台を用意することで、自然と集中力アップトレーニングを積むことができます。

何かをやるときに音楽をかける人はよくいます。しかしその仕組みまではご存知ないかたが多いのではないでしょうか？実は音楽をかけることによって、リズムやメロディと共に脳がアクションを記憶してくれるのです。そうすると「この次どうしよう？」「どのようなやり方でやろう？」というような「脳の迷い」を打ち消してくれます。「無心」に近い状態が生み出されるのです。

プロのアスリートが一番効果が高いと実証してくれているのはこの方法です。大切なことですが実践が難しいものです。地道に行いましょう。一日のリラックスと集中のメリハリをしっかりつける習慣ができあがっていると、大事なときにほぼ間違いなく集中力を発揮できます。