どれくらい集中出来ますか?気が散ってしまう人は成功できない!?
なんか気になることがあるけど、何か分からない。そんなことありませんか?今日やるべきことは全部終わらせたはずなのに、なんか気にかかる。そうした経験があれば、それがどれだけ自分のエネルギーを奪っているか分かると思います。
そればかりに気が行っていると他のことに集中出来ず、楽しめるものも楽しめなくなってしまいます。これは、自分の夢や目標を達成するのに大きな邪魔になります。
1つのことに集中する力
目の前のことに集中する力は意外にも大きな力を持っています。電球の例でたとえると、レーザー光線は1点集中でどんなものでも切り刻むほどのパワーがありますが、電球は光が散っているので周りを照らすことは出来ますが、力はありません。
ですが、小さな電球の光を1点に集中させると、レーザー光線のような力を出すことが分かっています。これを人間にたとえると、電球よりは力があるはず(?)の人間が、1点に集中すると、やはり強い力を引き出すことが出来るでしょう。
ですが、やろうと思ったことに手をつけた瞬間、色々なことを考え始めて、気付いたら1,2時間たってしまったという経験をしたことはありませんか?そうなると、1時間で終わったことも1日かかることもあり、いつまでたっても終わらせることが出来ません。
勉強でたとえると分かりやすいのですが、見た時はさっぱり分からないことでも、集中して1,2日くらい勉強すればすぐに分かるようになることばかりです。
人間は1度に集中できる時間は10分から30分が限界といわれていますが、自分が本当にやりたいことをやっていれば、それ以上集中することが出来るでしょう。
やること1つ1つを完成させる
集中力を身につけるには、自分の行動1つ1つを完成させることです。たとえば、家に帰ってきたら手を洗う、うがいをするといった小さなことでも、やってしまえばそれが頭にひっかかりつづけることはありません。
やはり、「やっておかないと」と思うことをやらずに違うことをやっていても、それがどうしても頭から離れず、それが何か分からないとなっても頭に残っているので、とても厄介です。
そうしたことがあると、人間のエネルギーは散漫になり、常にエネルギー漏れを起こして集中出来なくなるので、自分がやることは終わらせてから、次のことに取り組むようにすると集中力が身に着くようになります。
これは、私たちの先祖からすると当たり前のようなことかもしれませんが、情報が溢れ、自分の欲しいものや自分のやりたくないことなど、色々な情報がすぐにアクセス出来る時代になってからは、意識があちこちに散ってしまうという現象が起こり、注意欠陥障害と呼ばれることもあります。
起業家の方にはこういうタイプも多く、やはり1つのことに集中出来ない、ひどくなるとちょっと前に考えていたことを忘れてしまうこともあるようです。
そうなると、やろうとしたことが出来ないレベルよりもひどい状態になるので、少し我慢して1つのことを終わらせてから次のことをやる癖をつけてみてください。
そんなにやることはあるのか?
とはいっても、やはりやることがいっぱいあって集中力がなくなるという人もいると思います。そうした人は、今自分がやっていることでどうしても必要なこと、やりたいこと、やらなくてもいいことなど、分けてみてください。
大抵の場合、よくよく考えるとやらなくていいことに時間を使っている場合があります。そして、やらなくていいことを削っていくと、本当にやればいいことだけが残るでしょう。
たとえば、色々な仕事をしていて集中出来ない時は、最も利益になるものや、自分が本当にやりたいと思うことなどに集中し、どうでもよく他の人に任せられることは任せるようにすると、自分の時間もとれるようになります。
実際、今忙しいとしても昔は忙しくないとしたら、それは自分で作った忙しさということになります。なので、自分で作ったものは自分でどうにかすれば無くすことも出来るでしょう。
いつもやることばかりに集中していると、全体像を見ることが出来なくなります。なので、普段から「0から始めるとしたら、いまやっていることをやるだろうか?」といった質問を自分にすることで、初心に戻って、本来の自分の自由な選択肢として、目の前のことを捉えることが出来るでしょう。
特に、自給自足している人や成功しているビジネスオーナーやスポーツ選手であれば、やることは全然ないという生活をしています。それよりも、自分が本当にやるべきことを誰よりも上手にこなすことによって、他のことは手につけていないという特徴があります。
忙しい人というのは、あれもこれもやらないといけないという人ですがどんな分野でも成功して、幸せに生活している人は、1つのことに集中するという癖を身につけているようです。