できる新人社員はここが違う!初めての飲み会幹事3つの心得
新人社員にとって、「どこでどう見られているか」というのは、凄く気になるところです。 まだ慣れていない中で、上司や同僚とうまくやっていかなくてはいけないのですから、それは当然の気づかいです。
しかしあまり気にし過ぎるのも体に毒です。まずは、どこを見られているのかをしっかりと把握してください。言う必要もないかもしれませんが、まずは社内です。仕事中や、仕事の質はもちろん見られてみます。そして次に見られているのが、飲み会です。最近では少なくなりましたが、見られている場所ではあります。
そして、いずれ回ってくるのが幹事であって、小さい会社ならまず間違いなく、大きな会社であれば幹事を任されたということは、期待の表れだと思ってください。そして、仕事から離れてはいるけれど、見られていることをしっかりと意識してください。
1、飲み会前が勝負
第一の心得として、幹事の仕事というのは、飲み会が始まる前がほとんどだということです。どんなお店にするか、どのコースにするか、どのような金額設定にするか、といったことは飲み会が始まる前に行うことです。なので、頼まれたときから始まっています。
お店選びは、チェーン店ではあるけど、珍しい店がいいです。どういうことかと言うと、「チェーン展開はしているけれど、あまり皆が行ったことのないところを選ぶ」ことです。
チェーン展開しているところは、料金も安く、飲み会に慣れているからおすすめです。だからといって、皆がよく行くような場所では、飲み会の醍醐味というのが薄れてしまいます。なので、チェーン店ではあるけど、珍しい店を選んでみてください。お店の人と相談することも忘れずに、人数と料金をしっかり伝えましょう。
2、動けるポジション
はっきり言えば、お店をしっかり選ぶことができれば、幹事の仕事はもうほとんどありません。しかし、飲み会が始まったときに、注文や店員との対応は幹事が率先してやってください。それは、お店をみんなより知っているので当然のことです。
しかし、ここで忘れてしまうのが、自分も楽しむということです。見られています。しっかりと自分が楽しむことも忘れない人間がやはり、評価の対象になります。ただ闇雲にみんなのためにというのは、嫌われてしまうのでやめましょう。
ここでおすすめなのが、動きやすいポジションです。座敷で言えば、入口付近。テーブルだった一番端です。ここにいれば、嫌でも店員と近くなり、嫌でも注文をすることになります。そうなれば、余計な気を張ることなく、自分も楽しみながら、幹事ができるはずです。
3支払いはボスに任せる
これは、奢ってもらうということではありません。そのような飲み会であれば、それでもいいですが、幹事は支払いのときもしっかりと考える必要があります。お金が関わることなので、失敗は後々に一番響くと思ってください。ただ難しくはありません。
会費をとっているのなら、それで払えばいいですし、割り勘なら、割り勘にしてください。しかし、ここで重要なのは、その飲み会で一番偉い人ではなく、自分の直属のボスに確認をもらってください。自分だけの判断でことを済ませるのはやめましょう。
「いつの間にか払っていた」というのは駄目です。自分のすぐ上のボスに、伝票を見せ、これでいいか伺ってください。あなたよりも飲み会に慣れているボスは、そこでさらに上のボスに聞くかもしれません。その場を支配している人が誰なのか、瞬時で分かるはずです。