仕事のオンとオフを切り替えるとき、頭の中でスイッチを入れましょう
悲しいことがあったとき、朝、奥さんと大喧嘩をしてきた時、そんな気持ちをそのまま会社に持ち込むと、仕事で失敗してしまいます。では、オン・オフを切り替えるにはどうすれば良いのでしょう?
頭の中を真っ白にする方法を紹介しますので、頭を真っ白にしたら、目をつぶって頭の中でスイッチを切り替えることをイメージしましょう。そうすれば、簡単に頭が切り替わりますよ☆
気分が落ち込んだ時はとにかく寝ましょう!
気持ちが落ち込んだ時は、気持ちが落ち込んだまま何を考えてもマイナス思考にしかなりません。たとえ頑張ってプラス思考にしようとしても気持ちがついていかないものです。
失敗したなら反省は必要ですが、反省もある程度したら復活して、今度は失敗を取り戻す必要があります。友人と喧嘩をしたら仲直りの方法を考えなければなりません。失恋したなら悲しくて泣くしかないでしょう。こんなとき、「眠る気分になんてなれない!」というのが本音かもしれません。
でも、頭を切り替えるには、気持ちが沈んだ底辺から考えるのではダメなんです。どうなりたいかといった結果から逆に考えて、その結果に辿り着くにはどうしたらいいかを考えるのが一番なのです。
ところが、気持ちが落ち込んだ時に、明るい気分になる結果を思いつくことは、なかなかできないので、とりあえず眠って気持ちをリセットするのが一番なのです。
人は眠ると体全体が回復します。傷付いた心もパニックになった脳も休息を取ることで元気になるのです。目が覚めた瞬間、喧嘩していた事を忘れて話しかけて「あ!喧嘩してるんだった」と思い出したような経験はありませんか?
これが脳が元気になった証拠です。落ち込んだ気持ちは残っていても脳が健康にスッキリしているので、建設的に物事が考えられるようになっているものなのです。それに、朝日を見たり、朝の気持ちの良い空気を吸うことによって自分の悩みが小さなことに思えることもあります。
人間は、真っ青な空を眺めると何だか意味も無く元気になるものなのです。人間はそういう生き物なのです。だから、悩み事がある時は、景色のいい所で悩みましょう。そうすればふと良い案が浮かんだり、悩み事がふっきれたりするものです。だから、夜寝床でグジグジ悩むのはドツボにはまるだけなのですよ。
でも、気分が落ち込んでしまった時は、そんなに簡単に眠れるものではありません。そこで、良い方法をお教えしましょう!
お腹に手を当てて、お腹を押すように息を吐きながら体を丸めていき、これ以上息が肺の中に入っていないというくらい息を全部吐いてしまいます。そして、その反動で体を起こし息を少し鼻で吸います。そしてまたお腹に手を当てて息を思いっきり吐きます。それ以上吐けなくなったら、再び息を鼻で吸います。
これを3~5回続けていると、頭の中が真っ白になります。この動作をカッコ良くやっているのが座禅です。
眠る前に座禅をすると、実はとても効果的なのです。お部屋にアロマの香りや森のせせらぎのような心を癒すヒーリング音楽でも聞きながら実行するとより効果的ですよ。こうして頭を真っ白にすると、悩んだり泣いたりして頭がつかれているので、自然と眠りにつきやすくなると言われています。
眠らなくても頭を真っ白にできるようにしましょう!
さて、落ち込んだ時に頭を真っ白にして眠る方法を紹介しました。本当は気持ちを復活させるにはこの方法が一番なのですが、寝てる場合ではない昼間に気持ちを切り替えなければならない事も多いですよね。
そんな場合は、悩みはとりあえず、少しだけ横に置いておくことができるようにすればいいのです。この時も頭を真っ白にする座禅の呼吸法が効果的です。頭を真っ白にした所で、今しなければならないことを頭の中で呟くのです。
まだ慣れていない人は、今真っ先にやるべきことをメモにでも書き、それを声に出して読む事でも良いでしょう。声に出すことによって、すべきことが頭に刷り込まれます。こうして今やるべきことに取り敢えず集中します。
スイッチの切り替えができる人は生きる力や精神力が強い人になれます
これでスイッチを切り替えたことになるのです。プライベートの心境から仕事モードに入ったということです。でも、仕事が終わり、集中力がとけて、心がリラックスしたら、再びプライベートの悩みが頭をもたげてきます。ここでスイッチが仕事モードからプライベートモードへ切り替わったわけです。
このように頭を真っ白にすることができ、今やることに集中できれば、頭の中でスイッチの切り替えが自由にできるようになります。
このスイッチの切り替えが日常できるようになれば、「とりあえず眠ろう」「とりあえずご飯を食べよう」ということができるようになり、生きる力の強い人間になります。生きる力の強い人間は精神力も強くなれるんですよ☆