あなたのライフワークの発見を傷つきたくないという気持ちが邪魔している!
「大好きなことが見つからない」20代で大好きなことを見つけてスタートする人もいれば、いつまでも大好きなことが見つからない人もいたり、それは年齢性別に関わらず、どれだけ自分が本気で見つけようとするかという姿勢がライフワークの発見率を高めるようです。
ですが、その分気付きたくないことに気付いてしまったり、傷ついてしまう可能性もあります。そこまで自分の心に素直に従うというのは人間が作り上げた信念に反することもあるでしょう。その中で、ライフワークが見つからないという人には傷つきたくないという気持ちがあります。
ライフワークは傷つく?
なぜ、ライフワークを見つけることと傷つくことは繋がっているのでしょうか?それは、自分が「これをやりたい!」とか「こんなふうになりたい!」という自由な考えが認められない場所にいたり、今の自分と理想の自分のギャップが大きいと感じて、そっちに進むことが怖かったり色々な理由があります。
もし家族に「好きなことを仕事にするなんて馬鹿げたことはやめなさい」と言われていれば、それが自分の考えのように振る舞うでしょうし、もし友人に「好きなことを仕事にするなんて出来ないよ」と言われれば、それが当たり前と思うかもしれません。
そうした自分の本来の気持ちを認められない環境にいれば、次第にその気持ちから遠ざかると同時に、望まないストレスや退屈、失望などが一緒に湧いてくることになるでしょう。
また、今の自分が年を取りすぎていると感じたり、今の安定を手放して起業したり他の人よりハンデキャップがあるのに無理だと感じる場合も、そのギャップが大きいほど見て怖いと感じる前に見ないでなかったことにしようとする人もいるかもしれません。
こうした理由があるため、大好きなことをやって生きている人が少ないのではないでしょうか。
最初から目をそらす
こうしてライフワークに向き合う前に最初から目をそらしていれば、それだけ傷つくことは無いでしょう。ですが、自分が本来これをやりたいと思う活動は、それだけ自分に情熱や幸せ、心の平安をもたらしてくれて、それを見ている人の心も癒され、インスピレーションを与えることにもなります。
本気で情熱的にやっている人、たとえばライブやミュージカル、映画などを見にいっても感動や興奮させてくれます。それはそうした大きなところだけじゃなく、個人で何かに夢中になってやっている姿を見ることで、人は刺激を受けることになります。
ですが、やはりそれだけ周りの人の心にも影響を与えることなので、自分がそもそも自分の心に正直に向き合わず、目をそらしていてもそれは周りの人にも伝わることになります。
今得意なことを仕事や勉強にしていて周りの人から慕われていたとしても、それが本当にやりたくないことなら、いざ本当にやりたいことをスタートするとなったら今までの尊厳が傷つけられると感じるかもしれません。
そんな理由や、人それぞれとてもじゃないけどライフワークと向き合えないという気持ちのブレーキを持っている人もいるかもしれません。ですが、そんな時は今の自分を客観視して、ちょっとズームアウトして遠くから自分を眺めてみましょう。
何のために生まれているのか?
今の自分から視点を切り替えられない時に効果的なのは、自分への質問です。それもかなり遠く、一人の人間としての自分といったところから見られるような質問をしてみましょう。
たとえば「何のために生まれているのか?」という質問をするだけでも、感性の良い人は嫌いなことを続けるよりも、それが仕事であれば好きなことでそれだけのお金が得られることを探そうという方向に意識を向ける人もいるかもしれません。
自分は嫌いなことをするために生まれているのか?何のために自分の気持ちが良い悪いを教えてくれているのか?悪い気持ちを感じることでストレスが溜まるのは誰でも分かっていて、良い気持ちを感じることで周りが明るくなり人と接する態度も変わるほど自分が変わるのも誰でも分かっているのに、なぜわざわざ嫌な仕事を続けないといけないのか、という色々な考えが出てくるかもしれません。
また、「もし働かなくていいだけのお金があれば何をしているか?」という質問もいいかもしれません。何をしているか?のところを今の仕事をしているか?に変えても何かの気付きがあると思います。
自分にとってお金とは何なのか?自給自足をしている人は1年に10万円も必要ないといって幸せに自由に暮らしている人もいるのに、欲しいもののためにやりたくない仕事を必死にやっている自分は幸せなのか?大切なのは物か、それとも自分の気持ちか、など色々な質問をすることで今までの自分の中になかった新しい視点から物事を捉えることが出来るようになると思います。