プレゼンを成功に導く究極のコツ3点。大切なのは「リハーサル」
社内での企画のプレゼン、また取引先への営業プレゼン・・・チームでやるにしても個人でやるにしても、失敗は許されない場面もありますよね。
そこで、プレゼンの成功に不可欠な「究極のコツ」3点をご紹介します。
その1.テーマ、言いたいことは最初にすべて披露し、あとの説明はその補足にする
まずは、自分の(自分たちの)伝えたいこと、プレゼンのテーマを最初にすべて言ってしまうこと。これは大切です。「おいおい、追って説明するとして」というやり方では、聞いている方は当初のテーマを忘れてしまいます。
「この企画は、○○をこのように開発し、いついつまでに完成させ、これほどの価格で販売、ターゲットはこの層」など、最初に「相手が聞きたいこと」を簡潔に披露しておき、その細かい補足を説明していくのです。
「まず最初は、開発の段階と手順から」と説明したあと「では次に完成期間ですが」などとやっていては、終わりが見えず、また質問もダレたものになります。
自分たちの企画に興味を持ってもらうには、手の内を最初に見せていくことです。出し惜しみはなんの得策にもなりません。
その2.余計な話題をさしはさまない
結婚式のスピーチではないのですから、企画を説明、プレゼンしている最中に余録やギャグ、例え話をさしはさむことは無用です。
確かに、社内のプレゼンでなどは、顔見知りが多いので少しくだけた形でやった方が話も伝わりやすいと思いがちで、「ぼくなんかは、実際やってみましたが家で奥さんに怒られまして」「これだけの予算があれば、もっと楽しいことに使いたいところですが」など、クスッとさせようとしてわざわざ軽口を叩くのは厳禁と思ってください。
必要なのは、プレゼンの内容です。真剣に伝え、真摯に検討してもらう場所なのですから、いらぬユーモアは抑えておきましょう。
その3.とにもかくにも、大切なのは準備!!なにをおいても準備とリハーサルを入念に
とにかく、プレゼンになによりも大切で重要なのは準備です。取引先に渡す書類やアドレス、プロジェクターに仕込む資料などの誤字、脱字は絶対にないよう、何度も確認するべきです。
また、芝居の台本を書いてみるのもいいでしょう。自分の言う説明文をセリフとして書き、プロジェクターをセットしたりする行動部分はト書きとして「ここで、プロジェクターをセットする」と書き、何度もそれにそってリハーサルを繰り返しましょう。
なにか不測の事態が起こっても、頭の中に完全に流れが入っていれば、すぐにその場で組み立て直すことができます。
当日、その場で「えー、ではですね」「・・・と、いうわけですので、えー」などというグダグダした間接詞を多用する人と、あらかじめ決まったセリフをすらすら読むように説明する人とでは、同じ内容を言っていても聞く方には雲泥の差があります。
以上3点の大原則を念頭に置いて、頑張ってください!大成功をお祈りしています。