アイディアが出るけど行動できない人ができるパートナー戦略
「これもいい、あれもいい」、そうしたアイディアが出る人は色々な仕事でも活躍しています。人それぞれ違った才能があり、次々とアイディアが出るクリエイターのような才能を持った人もいますが、その才能を形にするために行動することが大切なことがあります。
アイディアの才能がある人
ビジネスアイディアでも、今大きくなっている企業の最初のアイディアは誰でも思いつくようなもの。「自分もそれ思いついたんだ」と思えるようなものだとしても、それを実行に移せる人がアイディアを形にしています。
大きな企業ほど誰も思いつかないような斬新なアイディアがあるのだろうと思うことでも、ふたを開けてみると誰でも考えられるようなシンプルなアイディアだったりするようです。
ビジネスは誰も思いつかないような斬新なアイディアを思いつくというより、どれだけ人に価値を提供出来るかなので、あまりにも斬新すぎるとそれを受け取る人も理解出来なければ、価値を感じてもらうことは難しいかもしれません。
良い物を安く仕入れて安く売る、品質の良い物を高く仕入れて高く売る、他にはない負荷価値を付けて提供する、それを徹底したり一流になっているところにファンが沢山いるように、シンプルなアイディアのところがほとんどなようです。
そうしたビジネスアイディアもそうですが、ファッションやアート、デザインなどのアイディアが出る人は、斬新なアイディアやアートで見る人聴く人を魅了する人もいます。次々とアイディアが湧いてきたり、0から1を生みだすアイディアを考えることが好きで、考えることに夢中になるタイプの人もいるでしょう。
ただ、アイディアは出るけど行動できない人は多く、アイディアは思いつくのに形に出来ず結果が出ない人のほうが、形にして結果を出す人よりも少ないようです。
アイディアは出るけど行動出来ない時はどうする?
アイディアは出るけど形にできず悶々とする人、アイディアを考えているだけで満足する人、色々いると思いますが、それを形にしたいけどできず悶々としている人はどうすればいいでしょうか。
その1つのアイディアとしては、行動する才能を持っているとパートナーとして協力し合うと、自分が出したアイディアを形にしてくれる可能性が高まります。
人はそれぞれ違った才能があり、人と会って話をする人、サポートする人、交渉する人など、自分とは全く違った才能を持った人もいます。
営業が好きで人と話すのが好きでアイディアを行動に移して結果を出すのが好きな人もいて、そういう人を見つけて協力してもらうことができたら、自分は好きなアイディアを出すことに力を入れることができます。
そして、アイディアを広めてくれる人もアイディアを考えるのが苦手だったのが考える必要がなく、自分の好きな人と話す、サポートする、紹介するといったことに力を入れることができるので、お互いにとって良い形になるのではないでしょうか。
1+1=2以上
1+1=2、これは誰でも知っていることですが、人間関係だとそうならないようです。
なぜなら、1人の人が持っている才能、人脈、資源など、それを2人掛け合わせると100にも1000にもなり得ます。
ビジネスでも一人一人お客さんにセールスをするのか、沢山のお客さんを持ったビジネスマンと協力するのかだと、同じ一人でも結果は変わってくるでしょう。これは才能にもいえることで、アイディアを出す才能を持っている人は、その才能が三流から二流、二流から一流になるにつれて、その人しか生みだすことができないオリジナルな価値になればなるほど、それを求めるお客さんも増えたり、口コミで広がる可能性も広がっていきます。
行動する才能を持っている人も同じことがいえ、一流の人同士が協力することでビジネスでも何でも一気に広がること、もしくはあまり有名ではないけれど才能がある人が一流の企業やメディアと手を組むことで一気に有名になることは、テレビを見ていても分かります。
なので、一人でやって掛け算ではなく足し算で必死にやっていくか、それとも人と協力して掛け算で飛躍的にやっていくか、その選択は自由ですが、今はソーシャルメディアなどを使うとすぐに色々な人と出会うことができます。
選ぶポイントは自分が求めている才能を持っているということも大切ですが、感情的に安定しているということも大切で、才能を発揮していてもそれを自分のためなのか他人のためなのか、何を目的にそれをしているのか、普段からイライラしたりポジティブに振る舞おうとしたりする人なのか、そういうところを見ておかないと、協力する前に感情に振り回されることもあるかもしれません。
自分の才能と相手の才能が引き出されるようなパートナー関係ができると、それだけ可能性の幅が広がるのではないでしょうか。