営業職なら試してみたい!オリジナルデザイン名刺を作ってみよう
みなさんには会社が用意してくれてる名刺があると思いますが、そのデザインに疑問を感じたことはありませんか?特に名刺交換が主な仕事である営業職の方はどうでしょう。
名刺の内容を話題のきっかけにする方は多いかと思います。いきなりビジネスの話をするのは不躾ですからね。しかし、自分の名刺が「会社名」「名前/役職」「住所/電話番号」だけだと、相手からは何の話題もでてきません。
これではもったいありません。名刺は会社や自分をアピールするチャンスです。営業職ならその辺りも武器にしておきたいところです。
話題作りのための名刺を
もちろん営業スタイルは人にもよると思います。しかし、自身の営業スタイルを考えてみたときに有益そうなら、「話題になりやすい」名刺を自らデザインしてみてはどうでしょうか。
理想的には会社が個人用のデザイン名刺を作成してくれればいいのですが、最初はなかかな難しいかもしれません。それでも自分で費用をかける価値はあります。まずはあなたが人柱となり、実績をあげてから正式に提案してみるといいでしょう。
自分で作れるデザイン名刺サービス
しかし、デザイン名刺にもいろいろあります。プロのデザイナーとあなたとで打ち合わせしながらできれば完璧なのですが、これではコストがかなりかかってしまいます。
とりあえずネットには格安デザイン名刺作成サービスがあります。それらをいくつか比較して検討してみましょう。最初は最低枚数で様子を見るといいかもしれません。
ネットの名刺作成サービスでは、基本のテンプレートを選んで、そこに自分で情報を入力・配置していくという方式が主流です。そのときデザイン的に注意すべき点がありますので、ここでまとめておきましょう。
ロゴ画像を準備すべし
会社の顔はロゴマークです。名刺には必ずロゴを入れましょう。名刺にロゴを入れると、それだけで一気に格調が高くなります。ワープロで作った様な安っぽさが隠されるのですね。
ですので、まずは会社のロゴ画像を用意しましょう。たいていの会社なら、普段名刺を管理している方に聞けば画像ファイルとして保存しているかと思われます。ロゴが無い場合、個人名刺の場合でもそれっぽいロゴやマークを適当に準備しましょう。
画像サイズに注意!大きいもの縮小して使う
ロゴ画像を使うときに、ホームページから画像ファイルを保存して使うのはやめましょう。ホームページの画像は画面表示用のもので、かなり荒いものです。
デジカメで取った写真がPC画面で見ると巨大なのはご存知かと思います。これはデジカメの写真が印刷用を想定しているからです。印刷物である名刺には大きなロゴ画像を用意し、それを縮小して配置するようにします。キャラクターや顔写真を名刺に載せる時も同様です。「大きい画像を縮小して使う」のが原則です。
色・模様はシンプルに
せっかくお金をかけてカラー印刷にするからと、目立つように色をたくさん使いたがる人がいます。しかしこれは名刺のデザイン的にはNGです。
デザイン名刺はその人の人となりを表します。その名刺がごちゃごちゃしていた場合、その名前の主を信用できますか、ということです。(もちろんデザイン的に意味があるのならいいのですが。)
色はロゴのカラー+文字用の黒、必要ならアクセントカラーを1色程度でまとめましょう。模様や四角・丸・曲線などのデザインも同様です。全体的にシンプルを心がけましょう。
文字の大きさに注意!
テンプレートを元に自分でセンスよくと思って配置すると、文字情報が雑多に見えてしまいます。そのとき人はどうするかというと、文字サイズを小さくしてまとめようとします。
しかし、今作ろうとしているのは「名刺」です。名前と連絡先が読めないと意味がありません。記載項目が読めない名刺は、それだけで信頼性が損なわれます。
文字の最低サイズ(7pt以上)を決めて配置するようにしましょう。デザイナーがデザイン案を出してきた場合、テンプレートをそのまま使う場合も同様に注意してください。
裏面も活用しよう
表面ができたら満足、というのは早計で、裏面もまた重要です。裏面にこそ独自のメッセージ性を持たせるようにしましょう。
一般的な企業名刺では事業内容や事業所一覧が一般的です。これは会社の純粋な宣伝ですが、しかし、これらの情報が今名刺を渡した方に有益な情報かどうかは疑問です。
その方が興味あるのは「この名刺をくれた人がどんな人なのか」です。あなたのスタンスが伝わるようなメッセージを記載し、顔が写った写真を取り入れるなど工夫しましょう。
クラウドソーシングでプロのデザイナーに依頼
テンプレートがあってもそれをいろいろ自分の想いを込めていじっていると、だんだんと崩れて素人臭いデザインになってしまうことも。やはり専門のデザイナーの作品にはかないません。
少し予算に余裕があるなら「クラウドソーシング」サイトを活用してみてはどうでしょうか。クラウドソーシングとはサイトに登録したプロ集団に対して仕事を依頼する仕組みで、特にデザイン分野には親和性が高いサービスです。名刺であれば目安として2〜3万円の予算を提示すれば充実した内容の提案がもらえるようです。