落ち込む時は集中的に!負の感情を吐き出して次に繋げる考え方
皆さんは仕事で何か落ち込むようなことが合った時、どのように対応していますか? 誰にも落ち込んでいることを知られないように振る舞う、動揺を思い切り外に出してしまうなど、人それぞれの方法がありますよね。
落ち込んでいる時は、何もかもが上手くいかないように思えてしまうものです。自分では気にしていないつもり、何でもないつもりでも同僚から落ち込んでいる、と指摘されることもあるでしょう。
落ち込むということを肯定的に捉えている人はあまりいませんよね。だからこそ皆さんは落ち込むようなことを避けようとし、避けるのだと思います。
しかし、落ち込むことは気持ちの切り替えとしては、非常に優秀な感情の動きなのです。落ち込む時は短期間で集中的に、思いっきり落ち込んでしまい、その後自分がすっきり出来るように出来たら楽だと思いませんか?
落ち込むことを防ぐことは出来ない
確かに大の大人が、それも男性が落ち込むというのは、格好良く見えるものではありません。時と場合、そして人によっては情けなく見えてしまう、思えてしまうこともあるでしょう。
しかし、だからといって普段から気を張っていれば、落ち込まずに一生を終えることが出来る、ということはありえないのです。
現代社会はストレスの宝庫と言っても過言ではないほど過酷なストレスがかかる社会です。会社の一員として、ビジネスマンとして働いている以上、どうあがいてもストレスから逃れることは出来ません。
人間には感情というものがあり、ストレスに曝されていると、どうしても心が弱ってしまうのです。
落ち込むというのは、そういったストレスや気落ちといったものが溜まって来て、限界値を越えてしまったからこそ起こる現象です。
ストレスを一切感じずに生きていくことが出来ないように、一度も落ち込むことなく生活することも出来ません。だからこそ、落ち込みに対してどう向き合うかが重要なのです。
落ち込みはきちんと対処しないと尾を引く
人間の感情というものは単純に見えて非常に複雑かつ繊細で、落ち込みもきちんと対処していないと夏風邪のように長引いてしまうのです。
人間は感情を抜きにして仕事をしたり、生きていくことは出来ません。そして、感情があるということは、毎日の仕事や生活は、感情による強い影響を受けているということです。
何だかよく分からないけれど気分が良い日、何か良いことがあった日は、気持ちも盛り上がり、普段よりも疲れを感じなかったり、仕事がテキパキこなせたりします。
落ち込みというのはマイナスの感情です。嬉しい時と同様に、落ち込んでいるとその感情に引き摺られて働きぶりも悪くなってしまうのです。
落ち込んでいるにも関わらず、最高の仕事をし続けるということはまず出来ません。
だからこそ、落ち込む気持ちというのは短期間ですっぱりと解消しなければなりません。マイナスの気持ちやストレスは、押し殺してもどこかに行って消えてしまうことはなく、押し込めているだけでずっとそこにあり続けます。
何らかの形できちんと発散しきってしまう、それが正しい落ち込みとの付き合い方なのです。
落ち込む時は遠慮をしてはいけない
ですが、落ち込む時は我慢や遠慮をせず、短時間で全ての負の感情を吐き出しきってしまうことだけを考えましょう。
中途半端に落ち込むと長引きますし、吐き出しきってしまわないとまたすぐにストレスが溜まり、落ち込むようになってしまいます。
家の片付けと同じで、やる時は徹底的にやった方が良いのです。
だからこそ、落ち込んでいるなと感じた時は自分でも大げさだと思うくらい集中的に、全力で落ち込みましょう。
落ち込んでいる間はつらいですが、感情というものにも限度があります。仕事のことで落ち込んでしまい、落ち込んだまま一生を終えることなどまずありません。
それも思い切り落ち込んでいるなら尚更です。一度落ちるところまで自分から落ちてしまえば、後は気持ちは自然と上がっていくのです。
落ち込むことで次の仕事が上手く行く
前向きな気持ちで仕事をすれば効率も上がります。綺麗にストレス発散してしまったあなたはいつもより快調に仕事をすることが出来るでしょう。
落ち込む時は短期集中的に落ち込む。それが、次の仕事に繋げる考え方なのです。