頭と心を酷使するビジネスパーソンにおすすめの栄養素はこれだ！

ホスファチジルセリンは大豆などに含まれている栄養素です。1950年代から研究が始まり、アルツハイマーなどの認知症や年齢を重ねることによって起きる脳機能の低下を改善してくれる効果があると考えられてきました。

さらに研究が進んだ結果、脳の細胞膜の原材料としても使われているホスファチジルセリンは、先に述べた認知機能の改善だけではなく脳のエネルギー源であるグルコースの働きを高めてくれる事も発見されました。

つまり、ホスファチジルセリンを積極的に取ることによって集中力や記憶力などの脳機能が向上するということです。

脳の機能を高めて認知症を予防する効果も期待できるホスファチジルセリンは、うつ病の予防にも効果が期待できるといわれています。うつ病はストレスを引き金としてノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質が分泌不足を起こすことによって発症すると考えられています。

ホスファチジルセリンはこれらの神経伝達物質をしっかり分泌させる働きも持っているので、うつ病の予防に効果があると考えられているのです。

ホスファチジルセリンは1日の食事で180mgほど摂取できるといわれていますが、理想の摂取量は300mgほどです。食事でとれない分はサプリメントを有効に利用して補ってみるのも1つの方法といえるでしょう。