仕事の妨げになる上司や取引先の長話を上手くかわす4つのテクニック
話が長ーい人っていますよね。話し始めると次々と話題が展開していき、なかなか終わらない、止まらない。仕事の合間にちょっとした雑談を、と思っていただけなのに、なかなか話が止まらなくて困った、という経験は多くの方が持っていることでしょう。
同僚なら慣れもあって「最初から話を振らない」なんてこともできるかもしれませんが、やっぱりコミュニケーションは大切ですし、そもそも相手がお客様なら下手に話を止めて気分を害するのも考えものです。そこで、より自然に長話を切り上げるテクニックをご紹介しましょう。覚えておけばきっと役立つはずです!
あなたが話をまとめてしまう
話が長い人は、話にオチを付けて終わらせるという習慣が無いということです。あなたが代わりにオチを付けてあげましょう。オチを付けて上手くまとまったら、すかさずこれで終わりの合図を相手に送ります。例えば座っているのなら立ち上がり、「それではまた今度」と続ければもう大丈夫でしょう。
あなたがオチを付けたとしても、気を抜くと次の話題に移ってしまうので、タイミングを逃さないように注意しましょう。
相手から視線をそらす
話をしている間、意識して視線を合わせる回数を減らすようにしてみましょう。視線を合わすのは「話を聞いているよ」という合図であり、視線を合わせなければそれは話に興味が無いという意思を表していることになります。
話を聞いていない相手にはなかなか話を続けるのは難しいものです。相手は無意識のうちに話がのらなくなり、これまでとはペースが落ちるようになります。そうすると話を遮ることができるタイミングもおのずと現れます。相手に若干の不快感を与えるので、気の知れた友人にしか使えない手になります。
次の予定を言ってしまう
意外と気にしないのが、素直に「すみません、次の予定があるんで」と断るということです。それが本当の予定か嘘かは問いません。
話が長い人は、自分が喋りたいだけで積極的にあなたに聞いてもらいたいということではありません。人の予定を狂わせてまであなたに聞いてもらうモチベーションはないのです。「あ、そうですか、ではでは」と気にせず話を切り上げてもらえます。
相手の予定を聞く
逆にあなたから相手の予定を聞いてみるのもいいでしょう。「これからのご予定は大丈夫ですか?」と、暗に時間が経っていることを知らせます。相手のことを気遣っているように聞こえるのがポイントです。
一応気遣いができる人なら「いや、私は大丈夫ですよ。あなたはどうですか?」と聞いてくるでしょう。これで話の腰を折ることができたということです。
「いや、私は大丈夫ですよ。それで、さっきの続きなんだけど・・・」と話が始まったら・・・それはもうあきらめないといけないでしょうかね。