目標達成をするには、この２つを知っておかないといけません

まず、一番オーソドックスといえるタイプが、しっかりと目標を設定して進んでいくタイプです。多くの本はこのタイプについて書かれていて、ＰＤＣＡサイクルやＳＭＡＲＴの法則など、計画を立ててやってみて、フィードバックをしてさらにやってみる、または出来る範囲でいつまでやるのか、目標は現実的かなどをしっかり立てていきます。

ですが、これで成功するタイプの人はそこまで多くないようで、ほとんどの人がモチベーションに左右されるようです。たとえば、そういった目標達成の本を読んでいても、読んでいるときはやる気に満ち溢れていても、読み終わった瞬間に別なことを考えて忘れているといった感じです。

このタイプで成功している人には有名な起業家の方も多く、人によっては１日のスケジュールを決めることはもちろん、何年も先のスケジュールをプランすることをしている人もいるようです。これで満足する人もいれば息苦しくて続かない人もいます。では、続かない人はどうすればいいのでしょうか。

しっかり目標設定をしなくても、自分が望む人生を達成している人もいます。そういう人は手帳は持たず、自分が感じたままに行動するタイプです。この人はある意味人生を極めているともいえます。なぜなら、人間は感情の生き物だからです。常に自分の感情を満たしながら進んでいけるので、楽しみも達成も同時に感じることが出来ます。

ですが、注意したいのはどうでもいいことに集中しすぎると、結局達成できずに終わるということです。それには、自分がこうなりたいと思えることを定期的にイメージして楽しんでいるということが大切です。

すると、脳はその姿を実現するためにあらゆる情報をキャッチして届けてくれます。そうなると、自分の人生で偶然起こるシンクロニシティに直感的に従って行動することで、気づいたら自分が理想とする人生を実現出来ていたということになります。

目標達成は、これら２つのタイプに分けることが出来るでしょう。どちらが良い悪いということはありません。どちらが自分に合っているかが大切です。そして、これを選ぶとき、大抵の場合は自分のタイプと逆のほうを選びがちになってしまいます。なぜなら、そちらのほうは自分にはない魅力的なほうに見えるからです。

そして、やってみると続かない。でも自分はそっちだと分かっている。自分は出来ないのかな。と負の連鎖になることがあります。これを知るには、過去の自分を振り返ってみるといいでしょう。夏休みの宿題は毎日しっかりコツコツやっていましたか？そういう人はしっかりと目標を設定してやっていくのが向いているでしょう。

ですが、夏休みの終わりになって一気に全部やったり誰かに手伝ってもらってやったりした人は、マイペースシンクロニシティに任せるほうがいいかもしれません。シンクロニシティとは聞いたことがない人が多いかもしれませんが、これは偶然の出来事でそれが自分の人生に大きな影響をもたらすものといえます。

たとえどれだけ必死に頑張っても報われない人と、全然努力もしてないのに自分の進みたい人生に進める人がいます。これだけ聞くと理不尽に聞こえるかもしれませんが、そこにある共通点は、自分が本当にやりたいことをしているかということと、自分の人生、そして自分を信頼しているかということにあります。

自分を心のどこかで信頼出来ていない人はいくら努力しても報いは小さいといえます。なぜなら自分に来るチャンスを信じられないからです。今の自分はそれに値しない存在だと思っていたら、ギフトを受け取ることが出来ません。

これは、どちらのタイプにも必要なことで、いくらきっちり目標を設定したとしても自分を信じられていなければどこかの時点で進めなくなったり行動に変化が現れてきます。

逆にマイペースで生きていてもチャンスに飛び込んでいく自信がなかったらどうでも良い事で楽しむようになります。自分に合ったタイプを選びながらも自分の気持ちに素直に従って行動出来る自信も必要といえます。