成功するスピードを何倍にも早めてくれるメンターの存在とは？

スポーツ、ビジネス、人間関係、趣味、特技、どれをとっても自分よりそれを上手くこなす経験とスキルを持っている人は存在すると思います。自分のペースでゆっくり進んでいきたいという人なら別かもしれませんが、そうした人でもメンターはいたほうが良いと思います。

なぜなら、ゆっくりマイペースで進んでいても、失敗することや人によっては挫折から立ち直れないこともあるかもしれないからです。メンターがいれば、そうしたこともプラスに考えられるように調整してくれるでしょう。

最短で成長していくために必要なのはいうまでもありません。そんな大切なメンターは、意外と身近で見つかるかもしれませんし、しっかり探さないと見つからないかもしれません。大切なことは、複数のメンターを持つことです。

たった1人、凄い人にメンターになってもらうのは、相手の都合も考えたらとても難しいかもしれないので、そこまで凄くなくても自分が学びたいと思う人や尊敬する人を見つけて、だんだんとメンターを変えていくといいでしょう。

学べることを全て学ばせて頂いたら、次のメンターへ切り替えることも大切です。もちろん、そこで不義理せずにこれからも尊敬する相手として付き合っていくことも大切です。

特に、芸能人や歌手、俳優、ビジネスオーナー、スポーツ選手といった多忙な人をメンターにするのは時間も合わず、大変かもしれないので、そこまで忙しくない人、場合によってはそういった世界から引退したお年を召した方にメンターになってもらえたらとてもラッキーといえるでしょう。

なぜ、それほどまでにメンターが大切なのかというと、それはスキルや経験を学べるだけではなく、それ以上に大切なことがあります。自分でも本やセミナー、実践などでスキルや経験を学ぶことが出来ますが、それだけでは最短で成功出来るわけではありません。

なぜなら、どれだけ凄い能力を持っている人でも成功出来ないのは、付き合っている人にも関係しているからです。自分にとって尊敬する人、その分野の第一人者と付き合っていると、考え方や行動の仕方、習慣や癖といった細かいところまで身についてきます。

人は近くにいる人と同じような人間になるということが分かっていて、悪口ばかり言う人が沢山いたら自分も悪口を言う人間になりますし、優しい人ばかり沢山いたら、自分も優しくなります。

そして、その分野の第一人者と一緒にいれば、自分もその分野の第一人者のような存在になっていきます。それは、いくら自分一人で学んでも身につけられないところでもあり、ある意味一人で学ぶ何倍もの価値があるかもしれません。最短で成功したい人、時間がかかってもその分野で第一人者になりたい人にとってはメンターは必要不可欠でしょう。

メンターといっても、全てが全て尊敬出来る人はいないかもしれません。たとえば、スポーツで尊敬出来る人でも人との付き合い方がボロボロだったり攻撃的なところも持っているかもしれません。

人によって全然違いますが、その分野以外のことも素晴らしいという人は中々いないようです。なので、多くを望まずその分野で学べることは全て学び、他のことは悪影響があるようであればあまり聞かないようにするのもいいかもしれません。なぜなら、成功していないことまで影響を受けると、悪い形でその人をコピーすることになるからです。

こうしたことからも複数のメンターを持つことが大切で、この分野はこの人、この分野はこの人と、それぞれ分野ごとに尊敬出来るメンターがいれば、振り回されることなく常に自分以上の経験とスキルに基づいた知恵をすぐに与えてくれるでしょう。

メンターとは、自分で考えると何年もかかるような答えをすぐに教えてくれる人のことで、これは本や教材から学ぶよりもとても効果的で効率的です。人生は時間で出来ていることから考えると、すぐに最適な答えが分かることは誰にとっても必要なことではないでしょうか。

日本では、師匠といった言葉があり、自分よりも優れた人の弟子になるという習慣が昔はあったようです。今ではあまり重要視されていないことですが、いつの時代も大切なことといえるでしょう。