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できる男は1分で切り替える。すぐに使えるメンタルテクニック

できる男の条件とは何でしょうか?雄弁であることや事務処理能力が高いこと。それ以外にもITスキルが高くて英語がしゃべれる人も何となくできる人というイメージをもたれやすい気がします。しかしながらそのような能力はあくまで表面的なものすぎません。

本当にできる男というのは、ポジティブシンキングで物事に対して前向きに取り組む男のことを指します。経営の神様として名を成した松下幸之助や本田宗一郎などの偉人から、現在の経済をリードしている経営者を見回してもネガティブで消極的なリーダーは一人もいないことに気がつくはずです。

そんな彼らの性格を「生まれ持ったものだから自分とは違う」と決め付けてしまうのはもったいないです。人の感情や行動力は意外にシンプルな方法で切り替えることができます。ここではメンタルを切り替えるときに役立つテクニックを紹介します。

言葉というものが感情や行動をつくる

人は知らない間に言葉によって感情を支配されています。例えばあなたが仕事でなにか失敗したとします。ネガティブな人は「俺はだめな奴だ」「この仕事に向いてないかも」というマイナスの反応を示し、自己嫌悪に陥ってその仕事に対してより消極的になってしまいます。

ところが、ポジティブで行動的な人は「次はもっとうまくやろう」「これで同じミスをする可能性が減った」というプラスの反応をしてより積極的に仕事に取り組みます。結果的に物事を前向きに捉えて積極的に行動する人の方は経験やチャンスを掴む可能性が多くなるので、より成功に近づいていきます。

同じミスにも関わらずこのような違いがでるのはなぜでしょう?「性格が違う」という表現は必ずしも当てはまりません。要は物事の捉え方に対して良いクセを持っているのがポジティブな人で悪いクセを持っているのがネガティブな人といえます。そして、そのクセを形作っているのが「言葉による口ぐせ」なのです。

言葉を変えればメンタルと行動力が変わる

先の例を挙げるとネガティブな人は失敗したことに対して「この仕事にむいてないかも」という言葉を発してしまいがちですが、実は失敗=仕事に向いてない。ということには何の根拠もありません。どんなプロフェッショナルでも人間である以上失敗は必ずします。

ところが、ネガティブな人は何か自分にとって望ましくない事が起きるとネガティブな口ぐせが身についているので、すぐにマイナスの言葉を発します。すると脳の感情を司どる部分が敏感に反応してネガティブな気分になってしまい、更に腰が重くなるという悪循環に陥ります。

反対にポジティブな人はポジティブな口グセが身についているので、どんな逆境でもプラスの発言をします。すると脳はポジティブな気分に切り替わり、逆境を乗り越える為の方法を検索するようになります。

このように言葉という信号によって脳はプラスの反応をしたり、マイナスにの反応を示したりするのです。昔から「言霊」という言葉があるとおり言葉のもつ力は大きいということが分かります。

物事に対して、ネガティブで消極的な傾向があると思う人は口ぐせから変えてみてください。プラスの言葉を使い続けていくことによって自分の物事に対する姿勢が変わっていくことに気がつくはずです。

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