ついつい面倒なことを後回しにしてしまう人が改善すべき5つの事
先送りしてしまう人の共通点
仕事をしていても、「面倒な作業はついつい後回し」「後の予定を考えたら、やる気がなくなってしまう」「いつかやろうが、なかなか終わらない」こういった悩みを持っている人は、仕事の多くを先送りしてしまいます。仕事を先送りしてしまう人は5つのポイントを改善すれば、先送りを防ぐことが出来ます。
1.スケジュールの管理をキチンと行う
仕事を先送りにしてしまう人の多くが、スケジュール管理を苦手としています。スケジュールをキチンと把握していたら、できる仕事量を調整したり、いつまでにどれだけ仕事を進めれば良いのかが分かります。
もし、スケジュールの管理にGoogleカレンダーや手帳など、複数の手段を使っていたらスケジュールに穴ができてしまいます。どちらかに統一する、あるいはどちらかに予定を集約するようにしましょう。
また、あまりにも過密にスケジュールを組んでしまうと、1つがずれてしまうと後の予定が全てずれてしまい、結果的に先送りする仕事が増えてしまいます。スケジュールは余裕を持って組むようにしましょう。
先送りを防ぐには、思い出す仕組み(リマインド)を設定するのが有効です。理想的なのは、デジタルでスケジュールを管理して、スマートフォンアプリなどで時間になったら通知するというやり方です。
紙の手帳で同じようなことをしようと思ったら、「出勤時と昼休みが終わったら、スケジュール帳を確認する」などの習慣をつけるといいでしょう。
2.情報収集の時間が長い
企画書を作ったり、新しいアイデアを得るには、情報収集が有効な手段です。しかし、その情報収集をする行動じたいをダラダラと続けていては仕事は全く進みません。
「情報収集するときは、1回で10分まで」「直接関係ないWebサイトは見ない」「移動時間などのスキマ時間に情報を集める」などのルールを設定した方が良いでしょう。
3.目の前に事に集中できない
目の前の仕事に集中できない環境では、仕事はなかなか片付かず先送りになってしまいがちになります。仕事に集中できるようにデスクの上をキレイにしておき、気が散らないようにしておくといいでしょう。
また、オフィスの音が気になるというのならノイズキャンセリングのヘッドホンをつけるのもいいでしょう。ヘッドホン禁止のオフィスなら、喫茶店や図書館など集中できる環境へ行くのも1つの手段です。目の前の仕事に集中できるような環境を自分で作る工夫をしましょう。
4.不安感を持ちすぎる
「この仕事は期限内に終わるのだろうか……」「自分にはできる自信が無い……」などの不安感やネガティブな感情は仕事の妨げになってしまいます。
多少のプレッシャーがあった方が仕事の進みがいいという人も多いでしょうが、過度な不安を持った状態で仕事をすると、緊張感を持ちすぎてしまい仕事のスピードが遅くなってしまったり、単純なミスを連発してしまったりします。
適度なプレッシャーや緊張は持つべきですが、不安感やネガティブな感情はあまり持たずに、肩の力を抜いて仕事をするようにしましょう。そうすれば、短時間でも大きな結果を生む仕事が出来たり、不安になりながら丁寧にやった仕事よりも、はるかに出来のいい仕事ができます。
5.何から手を付けていいのか分からない
「何から手を付けて良いのか分からない」つまり、どの仕事を優先的にやるべきなのか分からないという状態です。「何をすればいいのか」と悩んでしまう人は、頭の中でだけ「やること」を管理しようとしてしまっています。
そこで、「やらなければいけない仕事」を一度頭の中から出してしまいましょう。紙や手帳にやらないといけない仕事を全部書き出してしまいます。最初は時間がかかるでしょうが、すべてはき出してしまいます。
頭の中から「やること」を出せたら、優先順位をつけていきます。締め切りの近いモノからやるのがいいでしょうが、まずは「時間のあまりかからないもの」から片付けていくようにしましょう。
「すぐに終わるけど、いまは必要ではない」ものは性質上、後回しにしてしまいがちになります。そういった「やること」を優先的に片付けていきましょう。
先送りを防ぐためには、日々の習慣で解決
「仕事を先送りしてしまう」という人は、仕事に向かう日々の習慣を解決することから始めましょう。習慣にするのは、時間がかかりますが、一度習慣が根付いてしまえば長く続けることが出来ます。まずは、先送りしてしまう「理由」を改善していくようにしましょう。