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マーケティングセンスを磨くために大切な10の心理とは?その1

マーケティングやセールスには色々な方法がありますが、それをいかに上手く組み合わせてより提供している商品サービスの価値を最大限に高めたり、より求めている人に知らせることが出来るかは、センスといえるかもしれません。

逆に適当に沢山の人に広げようとしても、それを求めていない人にまで知れ渡り批判を受けたりすることもあるので、その調整にもセンスが必要といえます。こうしたセンスの根底には人間心理があります。

1.危険を回避する心理

これは周りで起きている出来事や人の話していることや考えていることをちょっと遠い視点から見てみると、危険を回避するために行動しているという共通点が分かると思います。

もし仕事をしなくてもお金や生活に一生困ることは無いと分かっていれば、わざわざやりたくないことをやろうとする人はいなく、逆にやりたくないことをすることで感じるストレスに不快さを感じて、より自分がやりたいことに意識が向かうのではないでしょうか。

生存本能もこれと同じく、お腹がすいたらすぐに何かを食べたくなったり、いつも無理やり沢山お腹に詰め込んだりするのは、美味しいという気持ちを感じることもそうですが、それによって生存本能も満たされます。

お腹がすいたら動けないという考えの捉え方によっては、お腹がすくのはよくないと感じて常にお腹に詰め込もうとする人もいますが、断食という言葉もあるように人間はそこまでお腹に食べ物を常に溜めこまなくても生きていられます。

そうした色々な形で危険を回避する心理が働きますが、これは天災や社会的な影響によって受ける心理的な危険を感じることにもビジネスの価値が発揮されるでしょう。

消火器や保険といったまだ起こっていないことに対して備えておく商品サービスは売りにくいといわれていますが、それをいかに実際に起こったら危ないと心理的なリスクを感じるようなセールスは、相手にとっても大切なものと思われるかもしれません。

2.人を信頼する心理

他の人の情報や知識を信頼したり、他の人と同じ行動を取ることは、今も昔も変わらず大切なことのようです。特に原始時代など他の動物から身を守らないといけない時代や、それ以降でも人と人が争う時代でも、一人だけだとリスクも高いし情報も知識も入ってきません。

そのため、より信頼出来る人と一緒に行動したり情報を得ることは今も大切なことで、やはり信頼出来ない人と一緒にいたり情報を得ても、デメリットが多いのではないでしょうか。

上手い儲け話もそれと同じで、いかに信頼させて騙すかということを考えている人がいれば、やはりそうした人からは距離を置きたいと思う人がほとんどではないでしょうか。なので、そうした心理に働き掛ける商品サービスを求めている人もいます。

雑誌1つとってもより信頼出来る人の情報や人脈などを紹介する本があれば、そうしたことを書いていない本より求められる分野もあるでしょう。

ラーメン屋さんでも芸能人などの有名人がお勧めしているところは一度は行きたくなるものです。また、人の心は不安や怖れが自然と出てくるようになっているので、そうした時に気持ちを和らげてくれる本や映画、情報や食べ物や場所など、そうした気持ちの変化を提供してくれるものは重宝されるでしょう。

3.コントロールしたい心理

自分の生活や仕事、趣味や特技でもコントロールしたいと思うことはありませんか?これがパートナーに目が向くと相手を束縛して相手ばかりか自分まで苦しくなってしまいますが、何でもコントロールしたくなる心理はどんな人でも持っています。

昔から身の危険を感じた時でもそれを回避出来るオプションが1つよりも2つ、それよりもっと多くあったほうが安心感を感じることができ、それは仕事でもお金でも、健康でも人間関係でもストレスを感じることはコントロールすることでストレスを感じたくないのではないでしょうか。

お金もコントロールされたり自分の手に負えない状況よりも自分で自由に稼いだり増やしたりすることが出来れば、それだけコントロールしているという安心感を感じることが出来るでしょう。

これは不況になりお金や仕事のストレスを感じる人が増えてくると、より高収入な仕事が出来る資格取得や起業、ビジネスの方法などの情報が求められたり、より自分の人生という深いレベルで追求したい人が増えてきたら、そうしたコントロールが出来るという欲求を満たせるセールスが出来ると、ビジネスもより上向きになるのではないでしょうか。

ですが、そうしたストレスを感じている人に誇大なセールスをしたり余計にストレスを感じさせたりすると、クレーマーを増やす可能性もあるので注意が必要です。こうして心理からマーケティングやセールスに繋げていくことで、より求めている人に最大の価値を伝えることが出来るでしょう。

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