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他人と協力する事で、自分を律する共闘術

2014_2_15

今回は他人と協力する事で、自分を律する共闘術についてお話ししようと思います。
自分に勝つのは非常に難しいです。私も、ダイエットすると決めてもすぐに間食してしまったり、運動をさぼったりしてしまいます。

なので、今日は他人と協力して、目的を達成してしまおうというお話です。どうぞ最後までおつきあいいただき、共闘術による自律力を養ってください。それでは始めようと思います。

自分の力だけで出来ることには限界があると知る

私もよく、自分の力を見誤るのですが、このくらいは出来るだろうと思って、予定やノルマを課しても、まともに出来たためしがありません(笑)。
よく言えば、目標が高い。悪く言えば、自分の力量を測れない。このどちらかだというか、どちらもでしょうね。

最近、特に思うのが、人間ひとりが出来る事など、極少であり、本当に少ししかないんだなという事なんですよね。
たとえば、洋服一枚にしたって、今使っているテーブルにしたって、自分ひとりでは作る事は出来ませんし、この便利な生活は、すべて他人の労働力の上で成り立っているんですよね。

私は英語が出来ます。よく英語が出来てすごいですねと、言われるのですが、私は中国語もフランス語も出来ませんし、机も洋服も作れません。人には向き不向きというものがあるので、それぞれの人間がそれぞれの長所を協力しあって、目標を達成すればそれで良いのだと思います。

自分の力だけではどれだけ優れた人でもすぐに限界が来ます。なので、会社や学校のように組織を作ってそこで、力を寄せ合って大きな目標を達成するわけです。確かに、会社のトップの人間は優れた能力者である事も多いでしょうが、そのトップの意志を継げる幹部の人間と、幹部の人間から広がる下の人間との意志の疎通がしっかりおこなわれているからこそ、会社として成立しており、偉大な功績を成し遂げられます。

優れた人間というのは、自分の力をよく把握しています。自分だけで出来る事はとても小さい事も知っています。そのため、すべてを自分で行なおうとはしませんし、人の使い方が非常にうまいです。そして人の長所の見抜き方も、その育て方も熟知しています。

よく、人の悪いところではなく長所を見ましょう、というのを小学校の時に先生が言っていたでしょう?あれをそのまま愚直に実行できている人は、リーダーの資質が備わっています。

協力の意味を知る

協力するという事は、双方に利益がないと成立しません。つまり、自分の持っている武器と、他人の持っている武器をあわせて、強敵を倒そうと言っているわけです。そのためには、相手に求めるだけではなく、自分もそれと同じか、それ以上の武器を提示する必要が出て来ます。

自分は何も出来ない。何も長所がないんだ・・・という人がいますが、そうゆう人は実際ほとんどいませんし、私はひとりも知りません。
きれいごとではなく、人間は何かしら長所を持っていますが、自分の長所に目をあてられないため、その長所に気づいていないだけだと思います。

学校などでもそうだったでしょう?足が速い人、勉強が出来る人、腕っぷしが強い人、口がたつ人、かわいい人、優しい人、性格の良い人、社交性のある人・・・みんな何かしら長所を持っているというか、個性を持っています。そして、その取り組もうとしている目標にその個性がマッチすれば長所と見なされるわけですから、個性はたくさん持っていた方がいいわけですね。

他人を使って自分を律する

協力の意味を理解したら、他人と協力する事で、自分を律する術を覚えると生きるのが楽になります。たとえば、私はスポーツジムに通っているのですが、毎月、インストラクターがスケジュールを組んでくれて、それにそって有酸素運動と筋トレをこなしていき、理想の体型を目指しています。

私ひとりでは、おそらく達成出来なくはないですが、難しいですし、時間がかかりますので遠回りになります。インストラクターは、ここの筋肉をつけるためにはこのような運動をすれば良いというのを熟知しているので、教科書通りにやる方が早いですし、私はゼロから筋肉のつけかたを勉強しなくて良い分、非常に効率的です。

私は、自分に非常に甘く、すぐに楽をしようとしてしまうので、毎日ジムに行こうと決めても、忙しかったり、疲れていたらすぐにさぼってしまいます。
そんな時は、インストラクターが電話で、上手にわたしのやる気を出させてくれ、行けるように誘導してくれますので、わたしのようなあまちゃんには、こういう他人の力を使う事は非常に大事なのです。

自分ひとりで出来なくても、誰かに力を借りても、結果さえ手に入れば過程はどうでも良いですし、全部ひとりで成し遂げようなんていうのは傲慢というか、不可能だと思いますよ。

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