電話対応がどうしても上手く行かない方に試してもらいたい方法
口ベタな性格が治らない
年齢を重ねるにつれ、子供の頃出来なかった事の数多くは、出来るに変わって行く事でしょう。ですが、大人になっても尚、苦手なままとなってしまう部分がいくつか残る事も、少なくありません。
社会生活を送るにおいて、特に不便となってしまうのが、「会話」が苦手であるケースです。
人見知りであったり、口ベタであったり…と言うのは、子供の頃だと、それもまた、性格の一つとして考える事も出来ますが、大人になってからの仕事や、大事な人間関係の場においては、そうはいきません。
会社での電話対応のシチュエーション
筆者も以前、某講師の仕事をしていた頃、そんな方から相談を受けた事があるのですが、口ベタがマイナスに反映されてしまうシチュエーションの一つとして、会社内での「電話対応」があります。
普段は普通に話せるのに、こと電話の場面となると、社名が言えない、敬語がおかしい、自分の名前すらも噛んでしまう、そして、周囲からは冷たい目で見られてしまう…そんな状況に繋がってしまうのです。いち社会人として、何とか治したい所ですよね。
そもそもの原因を考える
では、一体何故そんな状況が起こってしまうのでしょうか。良い大人になり、仕事としての意識も高く持っている、なのにどうして…。
ですが実は、そんな堅い意識こそが、何でも無い電話の瞬間を、身構える瞬間に変えてしまっていたりするのです。
その他、自分は子供の頃から、話が苦手だった。だから、会社での電話対応はちゃんとしなければならない。絶対にミスは出来ない…。そんな意識にも、同様の事が言えます。
あなたが一番気持ちを楽にいられる”間合い”を知る
改善方法としては、そんな緊張を無くす事の出来る、”間合い”を見つける事です。例えば、
・決まった加減の咳払いを必ずしてから取る。
・”電話に手を伸ばす”、”受話器を上げる”、”受話器を耳に当てる”の3段階を、一定のリズムで毎回行う。
と言った、自分の中だけの間合いです。上手く行き出したら、「こうすれば必ず失敗せず話せる」と言う自信に繋がり、電話対応におけるミスは格段に少なくなるでしょう。
考え方一つで変えられるんです
昔からずっと苦手だった事も、それが苦手で無い人だって、周囲にはたくさん居る訳ですから、考え方一つで、改善はゆうに可能と言えるんです。
「自分はこんな性格だから…」と諦めずに、しっかり自分自身を見つめ直して、内側から改善してみて下さい。窮屈だった人生も、より快適に過ごせる様になる事でしょう。