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プレゼンも商談も、重視すべきはインパクト!会社で出来る言葉の訓練

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ビジネスマンにとって、プレゼンや商談はとても大きな仕事です。自分の言葉を使って取引相手やプレゼンの参加者を納得させなければ、仕事が成功しないからです。

しかし、大抵の人は話すことが好きではあっても得意ではありませんよね。上手に話すためにはどうすれば良いのか分からない。そつなく話すことは出来るのだけれど、どうにも印象が薄いみたいで中々相手に顔や話したことの内容を覚えて貰えない。そんな悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。

プレゼンや商談を成功させるために必要なのはどんな言葉なのか、そしてそれはどうやって使えるようになれば良いのかを、今回皆さんにご紹介させていただきたいと思います。

プレゼンも商談も、どちらも重視すべきはインパクトです。会社の中でも出来るインパクトある言葉の訓練法を知って仕事を成功させましょう。

起承転結では人は食いつかない

昔からあるストーリーの組み立て方として「起承転結」というものがありますよね。この起承転結に沿って話を組み立てるのが、一般的な言葉の作法です。しかし、それではインパクトを持って相手の興味や意識をさらうことは到底出来ないのです。

人は、ストーリー性のない話に興味を持つことはありません。ストーリー性がないということは、要するに話の内容がふらふらとして一処に落ち着いていないからです。話している最中にあちこちに話題が飛んだり、結局言いたいことが何か分からないような人の会話を、わざわざ商談やプレゼンの場で聞きたいとは思わないのです。

一方で、ストーリーの基本である起承転結に沿っていても、その話を聞きたいと思うかどうかはまた別の話なのです。

人が話を聞きたいと思う時は、意外なものを見つけた時です。これは話に限ったことではなく、街中を歩いていて、ちょっと変わった形やキャッチコピーのついた看板を見かけたら、つい視線を送って眺めてしまいますよね。しかし、ごく普通の看板が並んでいるだけだったら、わざわざ看板に注目することはありません。

話の組み立て方で考えると、起承転結がしっかりしていないのが全く違うものを指していたり、一つの中にいくつもの店舗の情報が載っている看板です。ごく普通の看板というのは、おかしなところのない、つまりは起承転結がきちんとそのまま当てはめられている看板です。

そして、目を引く看板というのは、起承転結を守りながらも、思わず目をやってしまうような奇抜さや独創性、意外さを持っている看板なのです。

人間、「あれ何だろう」と思った時は取り敢えず反射的に確認してしまうものなのです。その習性を利用するのが、インパクトを重視してプレゼンや商談を上手く進める方法という訳です。

では、どういう言葉を使えばインパクトがあるのでしょうか。

インパクトのある言葉

人の興味は、あるものと触れ合ってから数秒、ないし数十秒である程度決まってしまいます。プレゼンや商談においてもそれは同様で、取り敢えず最初の部分でインパクトのある言葉を使っておけば、相手は何だろうかと気になって話を聞いてくれる態勢になるのです。

そうした人の興味を惹きつけるインパクトのある言葉は、ずばり起承転結で言うところの転を持ってきた言葉です。転というのはお話の流れがガラリと変わる部分、ある意味で一番話が盛り上がる部分です。いわば、一番大げさで派手な言葉というわけです。

これを頭に持ってくることで、いきなり話が大きく動いたり、えっと思うような言葉を投げかけることになり、その後の話に繋げやすくなります。

大切なのは、意外性のある言葉を使うことです。新聞チラシの広告のように、インターネット上で人気のある記事のタイトルのように、一見ありえないようなこと、相手の利益なるようなことは何かと考え、言葉を組み立てるのです。

会社で出来る言葉の訓練法

そんなインパクトのある言葉は、すぐに出てくるものではありません。言葉というのは経験とセンスによって出てくるものなのです。ですから、日頃から少しずつ時間を作って練習しておく必要があります。

しかし言葉の練習のために時間を作るのも中々大変なもの。会社で出来る簡単な訓練法があれば言うことはないですよね。

会社でインパクトのある言葉を訓練する方法は、「一文で相手をびっくりさせる」言葉を考えることです。どんな話題でも構いません。雑談の一環で十分です。

言葉遊びをしているつもりで、どんな言葉を使えば相手はびっくりするのか。それをたった一文で出来るように頭を回転させるのです。考えると言っても所詮一文、一言ですからちょっとした時間に考えることができます。

何よりこの訓練をしていれば、商談やプレゼンを行う時も咄嗟にインパクトのある、相手がびっくりするような一言を放り投げてから話し始めることが出来るようになるのです。是非ともちょっとずつ毎日練習してみましょう。

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