あなたは、嫌いな仕事をしてこんな３つの損をしていませんか？

普通の仕事、嫌いな仕事などそれをやっていることで気持ちが高ぶることがないような仕事をしている人は、毎日はあまり楽しいと感じないと思います。

そこにはリスクがないので安心感を得ることが出来ますが、安心感ばかり得ていると、そこで一緒に感じるのは退屈という気持ちです。退屈は意外とやっかいで、人生に空虚感をもたらします。「何をやっても楽しめない」となる前に対処しておいたほうがいいでしょう。

まず、人間は安定を得るために生まれているのかということも知る必要があるかもしれません。もちろん、極度の不安定は精神的にもよくないのでいけませんが、大好きなことを仕事にしている人が極度の安定の中で退屈を感じているように見えるでしょうか？

たとえば、プロスポーツ選手や歌手、俳優などで活躍する人を見ていると、常に自分を高め続けています。そこには、極度の安定はなく、常に自分を成長させることのリスクと満足感の両方を感じています。

こうした安定と不安定のバランスが自分が好きなことで取れている人は、充実感や満足感を得ることが出来ます。お金＝安定ではなく、お金＝やりたいことで稼ぐという考えが身につけば、退屈を感じることなく自分の成長に伴った収入を得ることによって、深い充実感と満足感を得ることができるでしょう。

嫌いなことを仕事にしていると、コミュニケーションを取るのが上手くいかなくなります。それは、自分に嫌いなことをさせていることが「自分は好きなことをやるに値しない人間なんだ」という自己暗示になっているからです。

それによって、自分自身を好きじゃなくなったり自信が持てなくなる人もいるでしょう。そうなると、他人を好きになることができなくなります。

自分とのコミュニケーションが上手くいっていない人が他人とのコミュニケーションを上手くいかせるのは難しいかもしれません。それでも、嫌いなことをしていても自分のことを好きで自信がある人もいます。

そうした人は自分がやりたいことを仕事にすることが出来る力を持っているかもしれません。今大好きなライフワークをしている人でも、最初から好きなことだけやって生きてきた人はほとんどいないでしょう。

嫌いなことをやってお金を稼ぎつつ、自分のやりたいことに空いた時間取り組んでいた。その時間が積み重なってやりたいことが仕事になったという具合です。

なので、嫌いな仕事をしていても、将来の自分のためにやっているんだと自分が選んでいるという気持ちで取り組めば、そこから自信が出てきます。

なぜなら、人生を選んで進んでいるという意思も、自分への暗示になるからです。人生に振り回されるのか、選んで進むのかでは自分を好きになれるレベルも変わってきます。

仕事に成長を求めている人自体少ないかもしれません。ですが、ライフワークをしている人のほとんどは、自分の成長があるから充実と喜びが得られているようです。仕事＝安定の考えで仕事を選ぶと、それが嫌いなことであれば成長することは難しいでしょう。

仕事で成長しないと上司に怒られたり部下に先を越されたり、不況に巻き込まれると能力がない人ほどリストラもされやすくなります。学校の勉強も、テスト前は徹夜でいくら勉強しても全然頭に入ってこないという経験をした人も多いのではないでしょうか。

人は、嫌いなことはほとんど頭に入ってこない、入ってきてもすぐに忘れてしまうという性質があります。ですが、好きなことであれば誰かに言われなくても自分で進んでやってしまうので、成長スピードも他の人に比べて全然速いです。

これだけ違いがある中で、嫌いな仕事で昇進しようとしても無理があり、たとえ出来たとしてもその仕事が自分より好きな人が現れたら、追い越されるのも時間の問題でしょう。

そう考えたら、一番大切なことは安定した仕事を見つけるよりも自分がずっとやり続けられる好きと思える仕事を見つけたほうが、本当の安定を得られるのではないでしょうか。

本当の安定とは、どんな不安定な状況でも対応出来るスキルや知恵を身につけていることです。これがあれば、お金に左右される人生に巻き込まれることはなくなるでしょう。

こうした損をする可能性があります。自分の好きなことを仕事にするというのは人生で最も大きいといえるほどの一大テーマで、それを見つけるのも人によっては時間がかかるかもしれません。

ですが、それさえ見つかってしまえば幸せの切符を見つけたようなものなので、すぐに手に入る不幸の切符か、探して見つける幸せの切符か、どちらを選ぶかによって人生はガラっと変わるでしょう。