> 仕事 > 嫌いな人を見つけたら、近づこう!ビジネスマンの嫌いな人克服術

嫌いな人を見つけたら、近づこう!ビジネスマンの嫌いな人克服術

2014y01m26d_201646350

皆さんは働いている時に出会った人の中で、「この人はどうも苦手だな」「この人のことは好きになれないな」と思ったことはありませんか?

別にそれが悪いということはありません。確かに嫌いな人なんて多いよりは少ないに越したことは無いものですが、嫌いな人がいるというのは極々自然な人間の感情の動きだからです。そして、もしも貴方が人嫌いである、その気質を持っているということであれば、嫌いな人を減らすために出来ることをしてみるつもりはありませんか?

ビジネスマンとしても一人の男性としても、人が嫌いというのは少々生きづらい性質です。持っていて得するものでもありませんので、自分の人嫌いを無くす方法を探してみましょう。

今回はそのために出来ることとして「嫌いな人を見つけたら、敢えて自分から近づいていく」という方法についてご紹介させていただきます。

人嫌い、ではビジネスの世界でやっていけない

ビジネス、商売というものは究極的に簡略化していくと、最後には人と人が向かい合って商品とお金を交換する、という営みにいきつきます。

もともとは自分たちの余っているものと足りないものを物々交換するところからビジネスが始まった訳ですが、その起源からして「他人と相対する」というビジネスの大原則はずっと変わらないままなのです。つまり、人嫌いであるというのは、ビジネスマンにとってそれだけで非常に不利なことという訳です。

人が嫌い、嫌いな人がたくさんいて得することなど何一つありません。自分も嫌な気持ちになりますし、よほど感情を隠すのが上手でも無い限りは、自分が嫌っている相手にはその感情が何となく伝わってしまうものです

そうなるとビジネスを成り立たせるのは難しくなります。同僚と上手くコミュニケーションを取ることが出来ない、上司に報連相をすることが出来ない、取引先の人に気に入られ、仕事を回して貰ったりすることも出来なくなるのです。

ビジネスは人間関係の集積です。人を嫌っていると、そのうち周囲の人から貴方も嫌われてしまいます。そうなってしまったら最後、余り人と関わらないような閑職にでも飛ばされない限りは自分も周囲の人も不快な思いをするばかりになってしまいます。そうしたことを防ぐためにも、人嫌いは出来るだけ無くしていかねばならないのです。

嫌いを克服するのは難しい

嫌いだな、と思っている相手に対する感情というものは、どうにかするのが非常に難しいものです。何故なら、相手を嫌っている感情は相手から来るものではなく、自分の中にある相手の印象や出来事、つまり自分が原因で沸き起こるものだからです。

他人ならば目を逸らすだけで見えなくすることも出来ますが、人間は自分の感情から完全に逃げることは出来ません。無理して気にしないようにしていると、いつの間にか心労やストレスが溜まり、体調を崩してしまいます。

そんな嫌いを克服するための方法は、大きく分けて二つあります。一つは完全に理詰めで、相手のことを嫌いだと思う感情を理性で抑える方法。もう一つは、相手のことを嫌いだと思う感情そのものに慣れてしまうことです。

前者の方法では、まず自分は相手のことを本当に嫌いなのかを考えます。一つ一つ嫌いだと思う原因などを考えて明確にし、それが相手を嫌うに足る理由かどうか考えるのです。

同時に嫌いな相手のことを客観視してみて、逆に良いところは無いかと探してみます。貴方が心の底から嫌っているという相手でも、不思議なもので必ず誰かその人を好いている、評価している人がいるのです。

友人が多い、恋人がいる、上司から信頼されている、仕事が出来る、何でも構いません。そうしたものを明らかにしていくと、これまで感情で何となく嫌いだった相手のことが気にならなくなってきます。嫌いだというモヤモヤした気持ちを吐き出し、同時に反論をぶつけて感情を抑えることが出来るのです。

後者の方法は、ショック療法と言っても差し支えありません。夏前、季節の変わり目にはうんざりするほど寒暖の差を感じるのに、気がつけば炎天下で平気な顔をしていられるように、人間はどんな環境にも慣れる適応機能が備わっています。

それは嫌いという感情も同じです。嫌いだと思っている相手に敢えて自分から近づくと非常に嫌な気持ちになるものですが、そこでぐっと堪えてしばらく話したりしていると、大きな感情の波はおさまり、嫌いだという気持ちにも慣れてしまうのです。

嫌いな人さえいればいつでもチャレンジすることが出来ますし、相手に積極的に関わろうとすることで、貴方のコミュニケーション能力や我慢強さなども同時に鍛えることが出来ます

理性でもって嫌いな理由を無くすか、それとも慣れてしまうか。どちらにせよ苦手が一つ消えるのですからメリットは大きいです。だからこそ、手っ取り早く相手に慣れてしまうのがオススメなのです。

スポンサードリンク
スポンサードリンク