> 仕事 > 起業する人が知っておきたい、ビジネスをすることと所有することの違い

起業する人が知っておきたい、ビジネスをすることと所有することの違い

2014_2_27

男性であれば一度は起業してみたいと思うことがあるでしょう。
安定したサラリーマンや公務員でいるほうがいいという人もいれば、不安定ながらも自分のやりたいことが出来たり大きなビジネスが出来る可能性、自由になれる可能性などを追求したいという人もいるでしょう。
 

どちらが良い悪いではなくどちらも選択は自由で、どちらも何らかの価値を生み出しているという風に見れば、大切なポジションではないでしょうか。

ですが、起業してずっと自分が働き続けないと利益が出ないという人と、自分が動かなくても自動的に利益が出るビジネスにできる人がいます。

起業して自由にならない人

時間の自由、お金の自由、プライベートなどの自由を得るために起業したいという理由も多いのではないでしょうか。

20代で仕事をスタートした時は、フレッシュな気持ちで仕事への好奇心と自分への可能性にワクワクしていても、それを2,3年も続けると、好きな仕事ならいいですが、嫌いな仕事だったら朝通勤するのに満員電車にもまれながら出勤することも、考えるだけでストレスが溜まることだってあるかもしれません。

それなら働く場所も時間も自分で決められるよう独立したほうが楽しいし、理想の人生を生きられると思い起業する人がいます。

ですが、仕事の延長線上で起業すると、上手くいかないとは言われることで、何かしたいことがあって独立するのではなく、何かが嫌だから独立するなら、その嫌なことがベースにあるのでいざ独立したら、それをやるモチベーションが続かなかったり、どちらにどういう風に進んでいいか分からなくなることがあります。

また、自由になるために起業をしたのに、自分で動くことばかり力を入れてしまい、最初のころは仕方がないにしても、自由になるためには利益を生み出すシステムとして、他の人に頼んでも自分がやるのと同じような結果が出るものを作ったりしないと、いつまでも自分が動き続けないと利益が出ないようになるでしょう。

起業して自由になる人

起業して自由にならない人は、自営業だったり大企業の社長でも雇われていたり、全部自分でやらないとと頑張ってばかりいると、たとえ収入が多かったとしても、日々やらなくてはいけないことの多さに、プライベートな自由時間などないでしょう。

もちろん最初から自由が目的ではなく、自分のやりたいことを1日中やっていたいという人はそれでいいと思いますが、もし自由になるため、プライベートの時間が欲しいために始めたのに、逆にプライベートまで無くなってしまうなら、なんのために独立したかが分からなくなってしまいます。

起業して自由になる人は、やることを意識しながら、最初のそうした目標も意識していて、あくまで大切にすることは忘れないようにしているようです。

なんのために起業したのか、それがプライベートや時間の自由を得るためなら、やっていることを楽しんだり考えたりすることに時間を使うことだけじゃなく、それがどう蓄積されるのか、ビジネスシステムになっていくのかということも考えているようです。

ビジネスをする?それとも所有する?

ビジネスを所有することとビジネスをすることには違いがあります。

ビジネスをするとは自分が動いて仕事をすることですが、所有するということは、ビジネスオーナーのように従業員だったりシステムに動いてもらうことをいいます。

自営業とビジネスオーナーの違いはここで、自分で働かなくても利益を生み出す流れ、ビジネスシステムが出来れば、いつまでも自分で動き続けないといけないという流れから抜け出すことが出来ます。

考え方の違いですが、ずっと自分が動いていたいという人は、システムを作らなくてもいいでしょうし、自分が動き続けてもいつまで働けるか分からないし、雇用を生み出し次の世代に引き継ぎたいという人は、ビジネスオーナーになることも選択出来るでしょう。

そのためには、誰がやっても同じ結果が出るような流れを作ることが大切で、フランチャイズのコンビニやファーストフード店を見てもそれは分かります。

最初に始めたのは個人やチームでも、利益を生み出すシステムが出来れば、フランチャイズのようにバイトに任せても利益が出る仕組みを作ることが出来ます。

または個人でパソコンを使ってアフィリエイトのように、ホームページを見てくれる人が、一定数になり成約率も平均が分かってきたら、後はあまり更新しなくても利益を生んでくれるホームページを作っている人もいます。

また、不動産や株のように資産としてずっとお金を生み続けてくれる可能性があるものに投資をするのも1つです。

そうしてビジネスをすることと所有することに違いが分かれば、自分の好きな道を選べる可能性が広がるのではないでしょうか。

スポンサードリンク
スポンサードリンク