結果目標と行動目標を決めることで、目標を予定に変える方法
目標を達成する方法は色々ありますが、そのどれもが目標達成の達人といえるような、毎日しっかり目標を立ててノルマを達成していくことがちゃんと出来る人が教えている場合が多いです。
ですが、全ての人がしっかり目標を立てればそれをこなしていけるかというとそうではなく、ごく一部の人に限られます。それは、才能というより努力というレベルになるのですが、この努力が強すぎても日常的に感じる幸せを取り逃すこともあるので、必ずしも良い人生とはいえないかもしれません。それよりも、無理のないペースで楽しみながら達成出来たらいいですよね。
行動目標とは?
目標は、大きければ大きいほど達成しずらくなります。それは、人に頼ることが難しい人やそれが信じられない人は特に達成しずらく、それを達成出来る人は一度大きなことを魔法のようにこなしていったごく一部の人といえます。
もちろん、先に起こることは自分の想定の範囲外のこともあるので、目に見えないものを信じて進んでいくことも大切なのですが、それと同時に毎日行う行動の目標、つまり習慣を改善していくことは、誰にでも出来ることで、それが結果につながっていくといえるのではないでしょうか。
やはり、全ての人が今の自分の3倍くらいのつかむことが出来ないような目標を設定しろといっても、そもそも信じられなかったらエネルギーが出てきません。それは、10年後に達成すればいいのであって、今出来ることがあればそれに集中した方が良いでしょう。
他人に協力してもらえるようになると、魔法のように大きなことが出来るようになります。それは、他人の資源を使えるからです。大きな事業をしている人は、他人から投資をしてもらったり、有名な歌手や俳優は他人のメディアに乗っかることが出来たり、これは魔法のようです。
ですが、これは他人とのコミュニケーションスキルを日々上げていくことで達成度合いが高まるでしょう。だから、毎日やることとしてコミュニケーションの練習を加えればいいのです。
行動目標とは、毎日の行動を目標設定して、たとえば結果が年収1億円であれば、毎日の行動目標はどうすればそれが達成出来るでしょうか?この2つがしっかりリンクすれば、目標が予定に変わるでしょう。
行動目標に、楽しさをプラスする
いくら1日30分の行動目標だとしても、それが苦しいものであれば続けることは難しくなるかもしれません。ですが、それを続けないと望む結果が達成出来ないようであれば、そこに楽しさをプラスしてみてください。どんなにキツいことでもモチベーションにすることが出来ます。
また、キツすぎるとそれは達成出来ても幸せよりも充実感しか得られないことがあるので、そういう場合は一度目標を見直した方が良いかもしれません。
モチベーションとしては、それが終わって楽しいことが始まったらさらに高いレベルでそれをこなすことが出来れば、重すぎなく軽いグリップでモチベーションを続けることができるでしょう。
本当にやりたいことをやる
自分の目標設定が本当に幸せが得られるものかを確かめる方法があります。その1つが、今もし1億円、10億円、100億円、どれでもいいですがもう働かなくてもいいくらいのお金を持っていたとしたら、あなたはまだそれを続けているでしょうか。
その答えがイエスであれば、それはお金のためではなく本当にやりたいことなので、達成したら幸せが得られることに近いでしょう。その答えがノーであれば、それは続けることが目標ではなく辞めることを目標にしたほうがいいかもしれません。
お金と幸せは直接リンクしているものではないからです。幸せというのは、本当に自分がやりたいことを他人と分かち合っている時、そして他人と心の深い部分でつながりあっている時しか得られるもので、それ以外に感じる感情は幸せではないかもしれません。
自分が何時間も没頭してそれをやり続けることができるか、どれだけやっても飽きることなく続けられるか、稼ぐ必要がなくてもそれをやっていたいか、その答えがイエスのことをやることが、本当の意味で人生を幸せにするといえるでしょう。
行動目標と結果目標を決めることは、どれか1つしか持っていないのに比べると効果の高さ、そして信頼度合いが変わってくるでしょう。わくわくする目標を設定しても、それを信じられるようになるにはより実現性が高くないといけません。
宝くじに当たるまでわくわくし続けたらいいですが、どこかで当たらないという信頼出来ない気持ちがあるのも事実です。それよりも、毎日どういうふうに行動すればそれが実現するのかを考えて、行動プランに落とし込むことが出来れば、高い確率で実現することが出来るでしょう。