自分の部屋を片づけるだけで一流の仕事を可能にする。その理由とは?
自分の部屋が片付くと気持ちがすっきりすることはありませんか?それによって一日をすがすがしい気持ちで過ごすことが出来たり、部屋が広くなった感じがして、気持ちもすっきりするでしょう。
人によってはごちゃごちゃした部屋のほうが落ち着くという人もいるかもしれませんが、部屋で仕事をしたり1つの仕事に集中するタイプの人は、気が散らないように部屋はしっかり片付いていることが大切です。
一流の仕事をする人の特徴
なぜ、部屋が片付いていると仕事がはかどるのか?それは、集中力が増すということもそうですが、自分の気が物に持っていかれないということがあります。
少し詳しい話をすると、全ての物はエネルギーを持っています。なので、自分の視界に入るところに余分な物があると、どうしても意識がそっちに行きがちです。
エネルギーがあるものは、自分の意識が集中していない限りそっちに意識が行ってしまい、それが自分にとって良いものであればいいですが、ただ散らかっているだけであれば仕事の効率効果は減ってしまいます。
一流の仕事をしている人の大半は、自分の仕事で大切なもの、自分が好きなもの以外は目に見えないところにしまっているか、それ自体を捨ててしまいます。
定期的に必要なもの、不必要なもの、好きなもの、嫌いなものに分けて整理する癖を持っている人もいるほど、整理整頓は大切といえます。人によっては机に座ると目の前にはパソコンしかなく、他の資料は下の引きだしにすべて整理されているという人もいて、そういう人に限って一流の仕事をするということが分かっています。
気が散る=エネルギーが拡散する
人間の集中力は、気が集約された状態といえます。だから、1つのことに集中したほうがマルチタスクで色々なことを同時にやるよりも、仕事をやり遂げる速さが増します。
こう考えると、自分の視界に物が入っていると、たとえそれを見ていなくてもどこかで「片づけないと」や「あれどうしようかな」など少しでも考えると仕事が進みません。これでは、マルチタスクもやっていないのに、物に邪魔されているだけになります。
自分の嫌いなものは捨てる
自分の嫌いなものをずっと持っていたり、部屋に置いていたりすると、それだけで気が散ってしまいますし気分を落としてしまいます。逆に自分の好きなものが自分の好きな位置に置いてあると、それだけで部屋に入るだけで気分が良くなります。
それは香水でもインテリア小物でも照明でも何でもいいでしょう。「これが自分だ」と思える個性あふれるものはベストといえます。すると、自分の気が増すことになります。
これは気分という感覚で体感出来るでしょう。嫌なものが部屋に散らかっているだけで気分は悪くなりますが、自分の好きなものが部屋に置いてあるだけで気分が良くなります。文字通り、「気」は物によって良くも悪くもなるということです。
どうしても散らかってしまう場合は?
人によっては「そうはいってもどうしても散らかってしまう」という人もいるかもしれません。それは、整理整頓が苦手だったりする場合がありますが、そういう場合はどこか1つの部屋だけ散らかしても良い部屋を作るといいでしょう。
もしくはタンスなどは散らかしてもいいなどです。すると、片づけが苦手な人でもそこに適当に置いておけばいいので片づける必要なく自分の視界にものが入らなくなります。これで、どうしても散らかってしまうという現象を無くすことが出来るでしょう。
集中することのパワー
そうはいっても、意識を集中させることと散漫することはそこまで結果に違いはないんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。ですが、これまで偉業を成し遂げてきた人は、ほぼそのプロジェクト以外のことだけを考える生活を送ることで結果を出すことが出来ています。
いまいち仕事が達成できない人は、やはり集中せず違うことを考えてしまっているうちに時間が過ぎてしまうということがあるようです。
こんな話があります。小さい電球でもその光を一点に集中させると、膨大な力を発揮するものになるという話です。これは、電気の世界だけではなく、人間にはエネルギーがあるということから考えると、人間も集中力を増して一点集中することで、自分が思っている以上の結果を出すことが出来ることにつながるでしょう。
特に、潜在意識には複利効果があるといわれています。複利効果とは、足し算ではなく掛け算で進んでいくというものです。つまり、毎日やる仕事は同じ仕事をしていても、それは倍で増えていくというものです。
これが、自分が思っている以上の結果を出すことが出来るという理由です。特にそのことに没頭しているときにいつのまにか出来てしまうことが多いです。脳の力を使って自分の可能性を引き出したいですね。