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会社内の組合に入るべきかどうか、入ったことによるメリットはあるのか?

会社内の組合が任意で、加入するかどうかがその人によって決められるような場合には、加入するか悩むと思います。例えば社員の半分が加入していて、半分は加入していないというようなこともあるでしょう。

組合に入ることによるメリットは何だろうということをまずは調べてみる必要があります。組合に入るということは、会社側と逆の立場になるというような場合もあります。そのために昇進がしにくいというような会社もあります。

昇進を目指しているということなら、出来れば組合には入りたくないと思うでしょう。でも特に昇進に対して興味は無いということであれば、今まで組合がどのような仕事をしてきたのか、組合によって会社がどう変わってきたのかということを調べてみる必要があります。

新入社員の場合は組合の幹部などから、話をしようというように誘われることも多いです。その時に気になることは全て聞くようにしましょう。そして納得がいくかどうかです。例えば社長や上司の悪口ばかり言っているような組合もいます。

組合だからという理由で、逆に社長や上司に対して偉そうな物の言い方や態度を取るというような組合員がいる場合もあるのです。そのようなことになっていないかということもしっかり見ておく必要があります。

組合が強いような会社の場合は、そういう傾向があるようです。でも社長としての威厳を持って、上司として負けてはいられないというような思いを持って対抗しているような、お互いに言いたいことを言い合うというような場合もあります。

どちらの側に自分がつくべきなのか、なるべきなのかということを考える必要があります。どちらが得か損かというよりも、組合に入ることによって仕事がしやすくなるのかどうかという事が大切です。中小企業によっては組合に入っていれば安全という考えを持っている人も少なくありません。

上司から嫌なことをされたり言われたりした時に、組合の幹部に相談をして、結果として謝罪をしてもらったというようなこともあるからです。つまりは組合に守られるということもあるのです。

では社長や上司は守ってくれないのでしょうか。それも見る必要があります。自分が働きやすい環境というのは、自分に何かあった時に頼りになることが出来る存在というのは誰なのか、ということなのです。

人に頼ってばかりいてはいけないかもしれません。でも新入社員で分からないことがたくさんある中で、やはり頼りたくなるのは当然のことだと思います。そしてどのようなトラブルがこれから起きるかは分かりません。

そういった中で、味方になってくれるのは誰なのかということも考えてみる必要があります。自分自身が働きやすい環境というものが一番大切というように考えて、組合への加入を決めると良いでしょう。例えば組合の集会などがあり、そのために残業が出来ない日が結構あるということでしたら、仕事に影響が出てしまいます。

そういう場合は、しばらくは加入せずに仕事との兼ね合いで組合に入ると仕事がどのようになるのか、ということを見ることが大切です。まずは仕事がきちんと出来ること、そのことを中心に考えましょう。

会社というものに対して自分の能力を発揮したい場所、発揮出来る場所だと思って来ているわけですから、それの妨げになるようなことでは困ります。そして新人というのは組合においてどのような役割なのか、何をしなければいけないのかも知っておくことが必要です。新人だからという理由で思ったよりも色々な雑用をさせられるということもあるかもしれません。

それでは心身共に疲れてしまうということもあるでしょう。自分が組合に対して魅力を感じるかどうか、少なくとも1カ月は加入しないまま様子を見ることが必要です。

まだ会社に慣れていないので少し考えさせて下さいというように幹部の人に言えば、そんなに悪い気はしないと思います。そして、入って嫌だなと感じてやめた人はいるのかというようなことも情報として知ることが出来るといいですね。

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