会社で特に好かれず嫌われずで、普通の人に見られる方法とは?
普通のポジションに憧れるという人へ
よく、会社で好かれる為には?とか、会社で嫌われない為には?などといった内容の本や記事は結構ありますが、どちらも望まずにその真ん中辺りが理想だな~という人もいるかと思います。目立って疲れるよりも、普通にマイペースでいられるほうがいいというのはおかしな考えではありません。
好かれ続けるという事に自信がなく、嫌われる事に耐えるのも大変そうだし・・・そう考えると、実は普通が一番いいポジションなのでは?という結論に至ったのかもしれませんが、この普通のポジションというのは狙うとなかなか難しいものです。
普通のポジションを狙うのには努力も必要?
特に狙っている訳でもないのに、学生の頃からこのポジションばっかりだという人はまだいいのですが、ふと気を抜くと自分の意に反してつい目立ってしまうという人は、このポジションを獲得する為の努力というものが必用となってきます。
なので、目立って疲れるか?普通でいる為の疲れか?の2つを天秤にかけて、どちらを選ぶのかを初めに自問自答してみましょう。それでも普通のポジションのほうがいいと判断した場合には、普通のポジションをキープする方法を会得しましょう。
自然体で普通の人に聞いてもコツが得られない理由とは?
まず、普通のポジションを得るには普通のポジションに居る人にその秘訣を聞けばいいのでは?と思うかもしれませんが、自然体で普通のポジションに居る人に聞いてもその人にも答えようがないでしょう。ウサギに、ウサギである事の秘訣とは?と聞くようなものです。
本人に聞いてもわからない事は、観察をして所作をマネるというほうがまだよいでしょう。自然界でいうところの擬態といった感じでしょうか。
目立たない為に必用な事とは?
普通のポジションに大切なのは、これといって目立たないという事が大切なのですが、これはいい意味でも悪い意味でも目立たないという事ですので、時として力のセーブや逆に力を出すというのも必要になる場合があります。
例えば、早い者勝ちの事案があったとしても、あえて3番目ぐらいに名乗り出たりするといったセーブや、どんな事があっても遅刻をして目立つ事がないように、普段から力を入れておくといった事も必要です。遅刻をしないのは当たり前だと思うかもしれませんが、目立たない為にというのがミソです。
周りから、普通に居て当たり前という認識を得る為には、良くも悪くも目立ってはいけないのです。
次に、他人の悪口を率先して言わないという事も重要です。批判や自己主張というものは、あなたの存在を目立たせてしまいますので言わないほうが無難です。そういった話を人からされた場合には、あまり手ごたえのない聞き役に徹したほうがよいでしょう。
普通のポジションに飽きてきた場合には?
この普通のポジションのいい所は、普通のポジションに飽きてきた場合に今までのギャップで高く評価される場合が多いという事もあります。セーブしてきたものを解除するだけなのですが、普通のポジションで居られたという事は他人はこれまでセーブしているとは気づいておりませんので、その意外性に驚くという訳です。
しかし、また普通のポジションに戻りたいといってもなかなか難しい場合がありますので、セーブの解除は慎重に考えてからにしましょう。