一日三回会社でため息が出る人が考えたい「海外で働く」という挑戦
またため息をついてしまった…
会社にいて、妙な疲れを覚えることはないでしょうか?別に身体に異常があるわけでもないのに、なぜが疲れを感じてしまう。そんなあなたは、もしかすると会社や仕事だけでなく、「日本」という社会自体に疲れを感じてしまっているのかもしれません。
会社でため息ばかりついている自分に気がついたら、あるいは「また、ため息をついているよ」と周囲に言われてしまうようになっていたならば、それはあなたの心の疲れが黄色信号を発している証拠です。
そんな時には「転職でもしようかな…」と、環境を変えることを考えてみるのも悪くはありませんが、思い切って「働く国を変えてしまう」というのも「アリ」なのではないかと思います。
そう!どうもクシャクシャとしてしまう状況が打破できないでいるならば、思い切って海外で働くくらいに環境を変えてしまえば良いのです!
「海外で働く」のススメ
航空機の発達で、アメリカやヨーロッパにも気軽に行ける世の中になりましたが、旅行ならまだしも、生活の基盤を移すとなると、やはりまだまだ遠いのがアメリカやヨーロッパです。
どうも仕事にシックリ来ない時には、環境を変えてしまうのが一番なのですが、あまり「変え過ぎ」てしまうのも考えものです。そんな時にオススメな海外の働き場所が、海を隔てたお隣の国、中国です。
海を隔てただけの隣国といっても、そこは立派な「外国」です。文化も習慣も価値観も、そして何よりも言葉が違う場所ですからあらゆるものが「珍しい」。そんな中国で働いてみるのも悪くはないのではないでしょうか?
中国には仕事がイッパイ
中国で仕事を探すならば、インターネットでの検索がとても便利です。コネクションが全くなくても、人材会社やエージェントが沢山ありますから、中国での日本人向けの仕事を探す事には苦労はしません。
日本に支店がある人材会社もありますし、支店がなくてもSKYPEなどで面接をしてくれますから、アテもないまま「まずは現地に行ってみて」といった不確定要素の強い作業はしなくても大丈夫です。
何よりも経済成長著しい中国。不況続きの日本が嘘のように豊富な求人案件がありますから、「やりたい仕事が見つからない…」などといった心配がないのも中国で仕事をする事の大きなメリットです。
労働ビザも取りやすい
海外に行けば、あなたは外国人ですから、長期に渡りその国に住んで、かつお金を稼ぐためには、「労働ビザ」というものが必要になります。
欧米には労働ビザの取得要件がとても厳しい国もありますから注意が必要ですが、中国はそんな事はありません。
一時期に比べれば、外国人が中国で労働ビザの発給を受けることは、厳しくはなってきていますが、若い皆さんであるならば、大卒の資格と社会人の経験が2年以上あれば、大体は問題なく労働ビザの発給を受けることができます。
細かいことは人材会社の担当者の人が手取り足取り親切に相談にのってくれますので、あまり心配しなくても大丈夫です。
日系企業か現地企業か
中国には、本当に多くの日本人向けの仕事がありますが、「どこの国籍の会社に属してやるか」というのは、とても重要なテーマとなってきます。
日本のがんじがらめのルールや閉塞感に疲れてしまって海外に飛び出すわけですから、私がおすすめしたいのは中国の現地企業で働くこと。
日系企業でも、当然、ナショナルスタッフと呼ばれる中国人の社員の数は日本人よりも多く、「外国で働いているなぁ」という実感を得ることができますが、現地企業は「ガチンコ」で海外を感じる事ができます。
最初のうちはいかにも外国な企業文化に戸惑うかもしれませんが、日本にはない大陸的なおおらかさを持つのが中国の現地企業です。その事はぜひとも頭に留めておいていただきたいと思います。
言葉は何とかなる
海外で働く事の一番の不安は言葉の問題ではないかと思いますが、これもあまり深刻に考えなくても問題ありません。
日本のエージェントに求人を依頼するような中国の会社には、日本語が堪能な中国人スタッフがたくさんいますし、そもそも同じ漢字文化ですから、読み書きは何とかなるものです。
「中国で働く!」と決めてから語学学校に通えば、短い期間で基礎的な会話もマスターできますから、あまり心配しなくても大丈夫です。
何よりも日本人のビジネススキルというのは、まだまだ中国というステージではとても重宝されるものですから、この閉塞的な社会に疲れてしまったならば、大らかな海外に仕事を求めるのも、とても前向きな選択肢だと思います。
「住めば都」は間違いのない格言ですから、「日本代表」という責任を背負って気分を一新しながら海外で仕事をしてみてはいかがでしょうか。