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上司や取引先の方と行くカラオケで、場を盛り上げ上手く立ち回るテクニック

どう振る舞っていいのかいまいちよく分からない……

飲み会の後、気分が乗ってきて「じゃあこれからカラオケに行こう!」なんて経験ありませんか?それが友達同士ならば何の問題もありませんが、相手が上司や取引先の方だったりすると話はまったく変わってきますよね。

飲み会だったらなんとかなるけれど、カラオケになるといまいちどういう態度でいればいいから分からない、とか、一体何を歌って場を盛り上げればいいのか分からない、ということになりがちです。ここではそういったケースでの立ち振る舞いをご紹介していきたいと思います。

自分が楽しむという考えは一旦捨てましょう

飲み会ではひたすらお酌に徹している、ということも可能ですが、カラオケだとそういうわけにもいきません。忘れてはならないのは、あくまでこれは「接待」の一環であるということ。もちろん上司や取引先の方からマイクを渡されることは当然ありますが、いつもの友達とのノリで歌ってしまってはNGです。

あくまで「相手に好印象を与える」ということを頭の中から消してはいけません。自分がたとえ歌が得意であってもここは前に出ることはぐっとこらえ、仮に相手があまり歌が上手ではなかったとしてもわざとらしくない程度に拍手をして盛り上げてあげることが重要です。

マイクを渡されたら何を歌えばいいの?

カラオケに誘ってくる以上、相手は歌が得意かもしくは歌が好き、と考えることが妥当です。では、そういった方の前でどういう歌を歌えばいいのでしょうか?まずは相手の年齢を視野に入れて考えてみましょう。歌というものは必然的に自分達の青春時代のものが最も思い入れが強いものです。

今、30代前後の方でしたら中学、高校時代のポップスに耳馴染みがあるように、それは年配の方でも変わりません。50代くらいの方でしたら無難どころはやっぱり演歌です。もしくは70年代くらいに流行ったフォークソングがおすすめです。40代くらいの方なら80年代あたりのアイドルソングなどもいいかもしれませんね。

行った場所がカラオケではなく先方行きつけのスナックなどだった場合はデンモクの履歴を見ることが一番てっとり早いです。個人経営のスナックなどに来るお客さんの年齢層は大抵決まっており、そこでの履歴を調べることはお店の雰囲気をいち早く知るに最良の方法と言えるでしょう。

いずれにしても年配の方というものは20代30代が自分の青春時代の曲を歌えると「おっ、若いのにこんなの知ってるんだ」と喜ぶものです。自分には馴染みのない曲でもこんなときのために1、2曲マスターしておいても損はありません。とはいえ、先方の持ち曲があらかじめ分かっている場合はかぶらないように注意しましょう。

あんまり上手くないから歌いたくないんだけど!

上手い下手ということは実はあまり大事なことではありません。一番まずいのは照れながら歌ってしまうこと。せっかく盛り上がった場が白けてしまうのは往々にしてこういったときです。ズレても、音程を外しても一生懸命に歌えばおのずと場も盛り上がるものです。

また、歌に自信がある方はなるべく「自分は歌が上手い!」というアピールをすることは止した方が賢明でしょうね。しっかりと歌を勉強されている方は高音を出すときにマイクを離したりするものですが、これも気取っていると受け取られかねないので注意が必要です。

目上の方と行くカラオケはあくまで仕事の一環です。カラオケが好きな方は「いかにして自分が気持ちよく歌えるか」を最も大事にしています。拍手、合の手を忘れずに入れることで相手は「ああ、こいつと来てよかったな」と思ってくれるのです。上手く立ち回って自分の印象をさらに良いものにするよう、頑張りましょう!

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