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上司と考えが合わなくなった時はどうすればいいの?

上司と考えが合わなくなった時、自分の考えを理解してもらい、自分の主張を受け入れてもらうにはどうすればいいのでしょうか?その方法を紹介します。

もしも自分の上司と意見が合わなくなったら、とても仕事がやりにくくなりますよね?普段自分の思っている意見に合わせて行動をしているような場合ですと、その行動を上司の意見どおりに変えなければならなくなってしまいます。

また、自分の意見が自分なりに正しいと思っている時は、相手の意見は間違っているという風に思っている訳ですから、間違っている意見に従うという事は、心理的なストレスになったり、働きがいそのものが低下してしまいます。では、上司と意見が違う場合にはどういう事が大切なのでしょうか?

目的が共有できているか?

意見が異なった時、なぜ意見が異なるのかを考えてみて下さい。目的が違うのか、それとも手段が違うのか、このポイントは実は非常に重要です。目的が異なる場合は、価値観の違いによるものが大きいです。その場合は目的に対して繰り返し話し合わなければ解決はしません。

例えば、営業の目的を「会社に貢献するため」という事と、「家族のため」という事では向かう方向が異なります。上司が「休日だけれども忙しいから出勤してくれ」といっても、「家族のために働いているので休日出勤はしません」となるでしょう。そこで休日出勤の考え方の違いを話し合ったところで、目的が違いますから、いくら話し合っても答えはでないでしょう。

先ずはお互いの目的に対する価値観が、どこから来ているのか、経験なのか、誰かから言われたからなのか、本に書いてあったのか、そういったところから突き詰めて話し合いをする必要があります。上司にそこまで腹を割って話すと、考え方が違っても信頼関係が生まれ、別な事に対しての価値観を共有出来るかも知れません。

手段に対する考え

目的は同じだった場合、手段に対する考え方が異なる場合は、手段に対して話し合いましょう。目的が一致しているので、こじれる事はありません。目的までの方法が異なっているだけなんです。

山で例えますと、お互い山頂に着きたいという思いは同じで、どの道から行くかが異なるだけです。そういう場合は、お互いの意見に対しての合理性をとことん話し合いましょう。仮説と、それに対するシミュレーションをしたり、可能な限りの検証をしましょう。

こういった事を建設的に行うには、相手は上司ですから、先ずは相談という形を取ります。相手が上司だからといって諦めていては環境は改善しませんので、積極的に相談して下さい。そして、相談しながら相手の意見や根拠にはしっかりと耳を傾ける事も重要です。

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