職場に女性がいる方へ。女性との仕事を卒なく円滑にこなす方法
今日では、女性の社会進出がますます盛んになっています。あなたの職場にも、女性社員はいらっしゃるのではないでしょうか。今日は、女性との仕事を円滑にする方法について説明いたします。
1.男と女は別物
まず、我々男は女性を同じ人間と思ってはいけません。言語は通じるし体のつくりもほぼ同じですが、長い進化の過程によって別の生き物になったと考えて下さい。
ですから、ついうっかり気を許して発言したことが「セクハラ!!!」ともなりかねません。「髪型変えたんだね」と言ったがゆえにセクハラ認定されてはどうしようもありません。
そして、上記のことを口外してはいけません。事実として受け止めるべきことですが、これを女性に述べると、そのこと自体が男女差別とさえ受け取られてしまいます。ですから、まず自分たちとは違う生き物であると理解し、そのことを口外してはいけない、と固く心に刻み付けましょう。
2.男性と女性の精神面での違い
では、男性と女性とではどう違うのか。ここでは肉体面は置いておくとして、精神面と社会面を取り上げていきたいと思います。まず、精神面についてです。
人間、誰しも他人を評価したがります。よく「女性は減点方式」と言ったりしますが、それは男性でも同じです。仕事で3回使えないことをされれば、「こいつは使えない」と、男であろうが女であろうが思うでしょう。
男性と女性で違う点は、点数のつけ方です。例えば我々の場合、10万円の物をもらったら、それ相応の価値を与えると思います。この場合、1円=1点だとしたら、10万点です。
しかし女性の場合、どちらかというと、加点減点の回数が問題になることが多いです。家庭でも、男から見ればくだらないことで怒られたりした経験はないですか?例えば、
「トイレの便座を下げておかなかった」
「電気を消し忘れた」
「冷蔵庫をキチンと閉め忘れた」
「話をいい加減に聞いた」
「トイレの目立った汚れを拭いておかなかった」
…
これらの減点が重なっていくと、我々が誕生日やクリスマスで少し高価なものを購入したとしても、ほとんど挽回出来ません。1000万円の車や宝石を買ったのなら知りませんが。
これは仕事上の問題でも同様です。例えば、里帰りのたびに仕事場に高価なお菓子を持って行っていたとしても、「あの人は高価なお菓子さえ持っていけばいいと思っている」と言われるのがオチです。普段の言動に問題があるからです。
ですから、まずできるだけ女性から減点を受けないように、ちょっとした気遣いを積み重ねる方向に意識を変えましょう。身だしなみや、ドアの開け方、しゃべる内容など、ちょっと気を付けるだけです。
その際、性的な言動につながる言葉を控えるというのがポイントです。上記した「髪型変えた?」→セクハラ、のような理不尽なコンボは、そもそも相手が日ごろの自分の言動に不満を持っている可能性があります。気を付けましょう。
3.男性と女性の社会面での違い
続いて社会面についてです。
(1)家事負担
まず、女性は日本の封建的な部分の影響をいまだに根強く受けています。例えばパートナーが家事を一切しない、育児を丸投げ、ということも多いです。このことから、家での家事の負担を背負っている故、仕事に本気で取り組んでいない人がいます。最悪クビになっても主婦になればいいや、と思っている人もいるでしょう。
ですから、仕事に対する取り組みについて嫌味でも言おうものならば、女性から猛反撃を食らうのは目に見えています。なぜならば、僕たち目線で言えば「お前、もしくはお前の家庭の問題」ですが、彼女たち目線で言えば、「日本社会の悪習の問題」となるからです。
反対に、バリバリキャリアウーマンのような方に同様のことを言ってしまうと、完全に「女だから見くびられた」と思われます。女子差別撤廃条約が日本で効力を得たのが1985年であることを考えると、日本は男女差別についてまだまだ根強い、という発想も残っているのです。
こうなってしまうと本人は激怒し、最悪のケースに発展しかねません。さらに女性のグループから嫌われるという可能性すら出てきます。ですから、女性が仕事に精を出していないなー、と思ったとしても、絶対に直接相手に言うのはやめましょう。下手に自分だけで問題を解決しようとせず、専門対策チームを作って対処しましょう。
(2)グループ
また、女性の場合3~5人のグループを形成している場合が多いです。この女性グループでは、ほとんどの情報が共有されていると考えた方が良いです。
ですから、女性のグループはキチンと「見える化」しておきましょう。そして、もしトラブルが生じそうな場合には、グループの他の女性を味方してもらえるよう(最低敵にならないよう)にしておきましょう。
4.まとめ
上記の話をまとめます。
(1)男と女は違う。でもそれは絶対に口外しない
(2)ちょっとした言動に気を付ける。最低意識するだけでもいい
(3)女の仕事の出来は、直接口頭では言わない。言う場合は対策を練る
(4)グループを把握し、嫌われないようにしておく
皆様の女性との円満な仕事ライフを心より願っています。