苦手な上司と職場で上手くやっていくコツ!相手の機嫌を読み取ろう
毎日職場に通い、働いているビジネスマンの皆さん、どんな上司とでも仲良くやっていける自信がある、どんな上司とも相性が良いと胸を張って言うことの出来る方はいらっしゃいますか?
恐らくですが、いらっしゃらないでしょう。人間には性格や趣味嗜好の相性というものがありますので、殆どの方は一度くらいは苦手な上司に当たったことがあるものなのです。
数年待てば確実に異動出来るということならばまだしも、これから長く働いていく職場の上司が苦手なタイプだったりすると、どうして良いか分からなくなりますよね。
上司に目をつけられ、嫌われても良いことなど何一つ無いのですから、大抵の人は上司とはそれなりに仲良くしたいものです。
中には上司部下の仲が良く、そのお陰で和気あいあいとしたしながら、仕事のパフォーマンスを発揮出来るような職場もありますが、そうした職場は夢のまた夢だと思ってしまっているのではないでしょうか。
確かに苦手な人、それも上司と何とか仲良くやっていくというのは大変なことです。しかし、それをやらないと職場で働きにくい思いをしてしまいますので、苦手な上司と上手くやっていくコツというものを、皆さんのご紹介いたします。
どうして上司が苦手なのか考えよう
そもそも、貴方はどうしてその上司のことが苦手だと思っているのでしょうか。いつも厳しく叱責されるから、単に見た目に威圧感があって怖いから、ネチネチと嫌味を言われたり嫌がらせをされたりするから、自分の仕事ぶりを認めてくれないから。
その理由は人によって、そして上司によって様々あるでしょう。ですので、まずはそれをじっくりと考えてみるのです。
人間が苦手だと思うものには、大抵の場合きちんと理由があります。そして、中にはそう大したことは無いけれど、過去の経験やエピソードから苦手意識を抱いてしまったが故に苦手に思ってしまっている、ということも多いのです。
特に厳しく叱られたりした場合、誰だってその上司のことを苦手だと思ってしまいます。
ですが本当はその日たまたま機嫌が悪かっただけで、普段は穏やかな上司かもしれません。もしくは、本当に取り返しのつかないようなミスをしてしまった、してしまうところだったのを、貴方のことを思って強く窘めてくれたのかもしれません。
しかし、一度厳しく叱られた、という経験から貴方の方で苦手意識を持ってしまい、そしてその苦手意識があるからこそ上司のことを色眼鏡で見てしまい、どんどん苦手意識を助長してしまっているかもしれないのです。
大抵の場合、人が人を苦手だと思う理由というのはそんなに大したことのないものばかりです。ですので、パソコンのメモ帳ソフトでも立ち上げて、そこに上司を苦手だと思う理由を書いてみましょう。
本当に嫌な目にあっている、などの場合は大変ですが、実は大したことのない切欠や思い込みから勝手に苦手意識を持っているだけ、という場合は悩んでいたのが嘘のように「あれ、どうして苦手だったんだろうか」となってしまいます。
きちんと頭で分かっていて、感情的にも納得していればその上司のことを苦手だと思うことも自然と無くなっていくのです。
永遠に不機嫌な人はいない
苦手に思う上司のタイプに、雰囲気や見た目が話しかけづらい、いつも不機嫌なのでどんなふうに話しかけてもすげなくあしらわれてしまうので苦手だ、というタイプがいます。
こういった人が上司の場合は、いくらパソコンのメモ帳に苦手だと思う理由を書き連ねても効果は余り上がりません。
そういう時は、相手の感情を読むことに全力を注ぎましょう。怒る、不機嫌でいる、というのは、心身に負担を掛けストレスを感じてしまう行為です。その上非常に疲れます。
ですので、どんなに見た目が不機嫌そう、いつ話しかけても不機嫌な人でも、永遠に不機嫌でいる訳ではないのです。
そんな感情で仕事をしていても成果は出せませんし、何より心のバランスを崩して病んでしまうからです。
どんな人間にでも日々の感情の波というものがあります。何か原因があって不機嫌な時もあれば、何となく虫の好かない日もあり、そして当然その逆に機嫌が良くて仕方がない日というのもあるのです。
苦手な上司と上手くやっていく時は、その上司の機嫌の調子を見極めましょう。自分が上機嫌の時に話しかけられて、突如豹変して不機嫌になるということはそうそうありません。
朝100円を拾った、いつもより髪の毛のセットがびしっと決まっている、何か良いことがあったなど、とにかく上司の機嫌が良い時の特徴を掴むのです。
機嫌の良さを読み取れるようになれば、機嫌が悪い時は出来るだけその上司と直接関わらないように振る舞い、機嫌が良い時にだけ話しかけることが出来るようになります。
いつも機嫌の良い時に話しかけていれば、不機嫌な時の対応もその分良くなります。相手の機嫌に合わせて行動するのが対処のコツなのです。