昇進したい男性に告ぐ!職場の上司に好かれ、上司を好きになるべし
貴方は今働いているその会社の中で昇進したいと思っていますか? もしくは転職して大きく待遇や給与面の条件を今よりもずっと良いものにしたいと考えてはいませんか?
現実というのは中々に甘いものではなく、余程問題やポストの数が全て埋まっているなどの現状がある企業、そしていわゆるブラック企業と呼ばれる働いている内に心身を壊してしまうような会社で働いているのならともかく、今いる会社の中で出世出来ない人は転職しても出世は出来ないのです。
今働いている会社の中でも出世出来る能力があれば他の会社に行ってもやっていけるという自信にもなります。昇進したいという人は、まずは今いるところで一番上まで上り詰めた方がずっと良いのです。
そんな昇進ですが、皆さんは実際にはどのように行っていけば良いと思いますか? 毎日の仕事をコツコツと頑張る、成果を上げる、確かに正道でありそれ以外に昇進の道はないものと思ってしまいがちです。
しかし昇進したいという人は、往々にして大切なことを忘れているのです。それが、上司の存在です。
昇進するということは、会社の中でより重要なポジションに近づくということです。もしも今貴方が上司のことを嫌っていても、貴方が昇進すればその上司と一緒に会社をもり立てていかなければならないのです。
上司と反発しても昇進することが出来るのはドラマの中だけですので、いかにして上司から好かれ、上司を好きになるかと考えましょう。
職場の上司が最も身近な権力者
貴方に仕事を教えるように先輩社員をあてがうのも、貴方に仕事を割り振るのも、最終的に貴方の仕事に責任を持つのも評価をするのも全て貴方の上司なのです。
そんな上司に嫌われて、何か良いことがあると思えますか? 大人ですので嫌がらせはそうないとしても、嫌っている人に対して手を差し伸べてやろうと思う上司はいません。
上司というのはその会社で働き、何らかの形で会社から認めて貰っているからこそ貴方の上司という階級にまで上っているのです。貴方が上司のことをどう思っていようと、上司は貴方よりも先に昇進しているという事実は変わりません。
だからこそ、貴方は上司から昇進するために必要なことを学びこそすれ、嫌ってはいけませんし、嫌われてもいけないのです。
上司に好かれない男は他の人にも好かれない
余程へそ曲がりな上司であれば話は別かもしれませんが、ビジネスの世界ではいろんな人と関わりを持ちます。上司、つまり何らかの結果を出しているビジネスマンに好かれない、認められないということは、同じように他の人からも好かれない可能性が高いのです。
相性が悪いだけという場合もあります。しかし、出来ればどんな人からも気に入られ、好かれた方が得なのは言うまでもありませんよね。どんな会社にいこうと、例え自分で会社を作ろと人間関係というものは必ずつきまとってきます。
上司を目の敵にするのではなく、いかにして上司のような目上の人に好かれるのかを考えるべきなのです。
上司から好かれていればチャンスを優先的に回して貰えたり、ミスをしてしまった際にフォローして貰えたり、はたまた飲みに連れ出して貰ってそこで仕事のアドバイスや体験談を教えて貰えることもあるのです。
職場の上司に好かれよう
職場の上司に好かれるために、まずは相手のことを好きになりましょう。自分のことを嫌っている相手を好きになるというのはそうそう無いことです。
だからこそ、上司に好かれるためには自分が率先して上司を好きになっていなければなりません。
重要なのは、多少欠点や気に入らないことがあっても目をつぶることです。人は見たいものを見るように出来ています。相手の悪い面ばかりを見ていると、相手がもっと他に持っている尊敬すべき点、好きになれそうな点を見過ごしてしまうのです。
上司に何らかの瑕疵があろうとも、まずは上司が持っている尊敬出来そうなところを探しましょう。相手の良いところを探すということは、相手に興味を持つということです。
他人のことを知り、それに自分を合わせようとするのはビジネスマンにとって非常に重要な世渡りのためのスキルになります。たとえどんな人であっても相手のことを好きになれるというのは、一種の能力と言っても過言ではないのです。
ただし、無理をしたり自分に嘘をついてまで上司のことを好きにならなくても構いません。ただ、どんなに貴方が好きになれない上司であっても、その地位に上ってくる能力があるだけ貴方よりも優れているところが必ずあるのです。
自分の感情をフラットにして自分より優れたところ、自分にはないところを探すようにしましょう。そうすれば貴方の上司に対する日ごろの態度も自然と変わってきます。相手からも好かれるようになります。