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去年を振り返り、次の1年の目標設定する時にやるべき3つの事

毎年、1年が過ぎて新しい年を迎えると、それまでの年に感謝したりこれからの抱負を決める人、お参りにいってお祈りする人など、そのような文化を守っているというのは、素敵なことではないでしょうか。

その中でも、意識が高い人は毎年目標を設定したり、自分の進みたい人生の方向をチェックする人もいるでしょう。ですが、自分の思い通りにならないことが多いのも事実。どうすれば満足した1年を過ごすことが出来るのでしょうか。

目標に縛られ過ぎない

目標を設定したことがある人なら分かると思いますが、大きな目標はあまり達成されなくどうでもいいことばかりやってきた自分に落ち込むこともあるかもしれません。

せっかく新しい年を迎えたのに「去年は何もできなかったな」という気持ちから始まるなんて、切ないですよね。それに、それが繰り返されると目標設定する=達成されないという自分に対して変な信念が備わってしまう可能性があるので、無理に高い目標設定をする必要はありません。

もちろん、それで達成していく大きな喜びを得ることも大切かもしれませんが、それが達成されないときに無価値観や哀しさが出るものであれば、達成しても得られるものは幸せではなく自分は凄いという気持ちといった偽物の幸せを得ることもあります。

また、ガチガチに目標を設定すると、それ以外のことが見えなくなることはメリットもありますがデメリットもあります。なぜなら、本来そっちに進むべき道じゃない方向に目標を設定していたら、そこから抜け出せなくなって苦しい1年になるからです。そうしたことから考えて、目標に縛られ過ぎるのも良くないのではないでしょうか。

それよりも、自分が何をすれば幸せを感じられるかという方向に、軽いグリップで進んでいけると、それがトントン拍子で上手くいくことがあります。目標を設定していつも上手くいかない人は、制限をかけていることがあります。

いついつまでにこれを成し遂げようというのは、良い意味では期間内に達成出来るから毎年効率的に進んでいけるかもしれませんが、悪い意味では1年間は常に目標に縛られた生活になるということです。

1年という概念に縛られ過ぎない

もう1つ、縛られたくないのは1年や24時間といった、人間が作った概念にガチガチに縛られ過ぎないということです。もちろん、こうしたくくりは1つの基準として、自分の成長具合や進み具合が分かるのでありがたい存在ですが、逆にそれに縛られ過ぎると、達成されているときは余裕ができ、達成されていないときは焦りが出てきます。

このように、人間が作った概念で感情が揺さぶられるようだと、本来自分が感じたい幸せはそこにはないかもしれません。なぜかというと、幸せは焦って作るものではないし、余裕を持って感じるものでもないからです。

そうした未来や過去に生きるのではなく、今生きることが幸せを感じられる大切なことです。充実感や達成感は幸せではありません。もし、これまでガチガチに時間に縛られていたとしたら、そこから抜け出すことを自分に許してあげるととても心が楽になるかもしれません。

人によっては自分は本当はやりたいことがあるのに、周りの目があるから出来なかったという人も、何をやったら自分らしく幸せになれるかということを基準に考えてみると、新しいものが見えてくるかもしれません。

目標設定しなくても幸せに成功している人

目標設定をしないと成功しないか、幸せになれないかというとそんなことはありません。特にアーティストといった創造性が大切な人たちは「毎年1枚歌を出さないといけない」とか「毎年1回映画に出ないといけない」と決めている人は少ないでしょう。

なぜなら、創造性は制限を感じているところではそれなりの創造しか出来ないからです。そこでは10年、20年、30年のスパンで考えることや、時間という概念に縛られないことが大切で、そうした余裕を感じる気持ちを超えた、自由な気持ちになって初めて浮かんでくる考えや行動が出てくることもあります。

また、ビジネスをしている人でもギチギチに目標通り進んでいる人もいますが、中には楽しいか楽しくないかだけで決めている人もいます。そして、その楽しそうなエネルギーにお客さんがやってきて、人気のあるお店になることも少なくありません。

目標とは違った目には見えないところまで意識出来るようになると、そこまで縛られることも少なくなると思います。目には見えない自分の気持ちに正直になって、やりたいことやりたくないことをしっかり分けて、やりたいことに集中する1年に出来れば、自然と物事が上手く進んでいくことも体験出来ると思います。

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